子供の頃、誰もが憧れるトップアスリート。
サッカー界なら、海外で大活躍する「本田圭佑選手」。
野球界なら「イチロー選手」が思い浮かぶと思います。
そんな一流のアスリートがきっかけで、スポーツを始めた人や感動を与えられた人も多いのではないかと思います。
しかし、そんな一流を目指し熱中していた学生時代に比べ、社会人となった今は、、、
日々、仕事のノルマに追われている。
日々、仕事に熱中することができていない。
日々、憂鬱になりながら仕事している。
そんなあなたが、日々がトップアスリートのように輝かしい毎日となるワークスタイルを確立し、ストイックにビジネスアスリートとして成功するために重要なことをお伝えできればと思います。
目次
1.結果を決めて原因を作る！
まずは、仕事を通じて人生でどんな結果を今、作ろうとしているのかを決めることからがスタートです。
よくやってしまいがちなのは、どんな仕事をするのか、どんな会社に入るのか、どんな資格を取ればいいのかばかり考えてしまうことです。
何をやるかを決めるのではなく、どんな結果を作るのかを決めることです。
陸上界のトップアスリートである、ウサインボルト選手も、最初から脚力があるから、世界陸上を目指したのではなく、世界陸上を目指すという明確なゴールがあったからこそ、脚力をつけてきたのだと思います。
つまり世界陸上を目指すという目標が、基準を作っています。
その目標を決める時に重要なポイントが「明確さ」と「具体性」です。
この目的地やゴールが明確だからこそ、プロセスも明確になります。
例えば旅行に行く時も、まず旅行先を決めてから手段を決めます。車なのか飛行機なのか、それとも自転車や徒歩なのか。。。
キャリーケースに荷物を先に詰めて、旅行先は決めませんよね？
仕事はあなたを人生の目的地まで運んでくれる一つの手段でもあります。
あなたが、今やっていることが正しいのか、間違っているのか、分からなくなっている理由は、自分の作り出そうとしている結果を曖昧にしているからです。
例えば、、、
サッカー選手になりたい！
野球選手になりたい！
だと不明確です。
どんな選手になりたいのかもセットで描くはずです。
サッカーであれば、フォワードなのかゴールキーパーなのか。
野球であれば、ピッチャーなのかキャッチャーなのか、ポジションによって全く異なります。
また、プロの選手といっても海外で活躍するようなスター選手になりたいのか？それとも平均的な成績を残すくらいの選手でいいのか？
自分の求めている結果が、どれほど明確に具体的になっているのかが重要です。
2.物心両面において豊かになるための目標設定！
目標を決めるときには、物心両面において考えることが重要です。
物質的な側面と心身に関わる側面の両面において共に豊かになっていくということが大切です。
この定量的な側面、定性的な側面を具体的に明確に、自分の求めているものを描くことが重要です。
定量的な面とは、「数値化できるもの」
定性的な面とは、「数値化できないもの」
例えば、、、
年収◯◯千万円、◯◯億円稼ぎたいというのが定量的な面です。
定量的な面とセットで、なぜその金額なのか？稼いでどんなことに使いたいのか？という定性的な面が重要です。
仕事で得たい報酬は、必ずしも定量的な面だけではありませんよね？
幸福や人が喜びを感じる瞬間は、必ずしも定量的な面で表すことができるわけではないです。
物質的に、お金を稼げるようになり欲しいものを手に入れることができたとしても人間関係が悪かったり、精神的・身体的に支障が生じていたりすると幸福を感じることはできません。
数値化できる定量的な側面と仕事においての目標達成だけでなく、なぜその金額で、なぜその目標を達成したいのかという理由となる定性的な側面も必ずセットで考えることが重要です。
3.メンターを決める！
結果を決めたあなたは次に、その結果を作るにふさわしい原因作りをしていく必要があります。
多くの人が陥ることは、「結果を作るぞ！！！」という段階までいっても、、、
やり方がわからない
失敗が怖い
自信がない
といった言い訳をして、諦めてしまうことです。
そこで！！！
重要なポイントはメンターを決めることです。
どんなアスリートや成功者にも恩師と呼ばれるような、名匠から学んできています。
仕事をしていく上で、あなたにメンターはいますか？誰から学び、誰から影響を受けていますか？
メンターとは、あなたが求めている成果を創り出すための基準を示し、あなたの基準を引き上げてくれるような存在です。
けっしてあなたに優しく接してくれたり、あなたが相談しやすいと感じたりするような、居心地の良い存在とは限りません。
普段、誰と一緒にいるのかによって、自分を取り巻く環境は作られています。
成功していきたい！成果を作りたい！というあなたにとっての最適な行動とは「居心地が悪く、環境の良い場所」に身をおくことです。
全国大会で優勝することや、プロを目指しているわけでもないのに、強豪校に入ると、周りと温度差を感じたり、、、
ゴールドジムのように、ボディビルダーを目指すような人たちがたくさん通っているジムに、「ちょっと痩せたいな〜」とか「少し体を動かしたいなぁ〜」くらいで通ってしまうと居心地悪いですよね？
あなたが、本気で望んだ成果を仕事で実現させていくと決めているのであれば、パーソナルトレーナーとなるような、メンターをつけていくことが重要です。
（画像提供：iStock.com/stevecoleimages）
有田和明 株式会社VISION&Co.代表取締役 神奈川県横浜市出身 学生時代はプロサッカー選手を目指す。高校時代には全国高等学校総合大会（インターハイ）ベスト8、全国高校サッカー選手権3位。 大学卒業後、専門商社に入社。 社会人1年目の時から経営者を目指し、24歳で独立。 現在はキャリア支援事業を通じて、多くのビジネスアスリートを輩出することをテーマに、年間で2000人以上の方が参加する講演会も主催。また20代を中心にフリーランスや独立支援、キャリアアップ形成のサポートにも取り組んでいる。 また、中長期的に繁栄し続ける社会、人に貢献していくために「エシカル」や「サスティナブル」をテーマにしたセレクトショップの経営、アパレルブランド「Galapagos.406」の運営など多岐に渡り活動中。 株式会社VISION&Co. HP：https://www.vision--co.com/ 有田和明 オフィシャルサイト：https://www.aritakazuaki.com/
