「仕事や人生のクオリティをあげるためには、自己管理に目覚めることが大切だよね!」
私がよく語る、社員さんやスタッフさんに対しての「自己管理の大切さ」。
新刊「実行の鬼」発売の反響は大きく、自己管理能力は、今の社会人に強く求められている力の一つなのだと実感する日々です。
会社で出世したい、独立したいなど、今よりももっと仕事ができるようになりたい方々へ。
本記事は、自己管理するべき理由5つを厳選して解説します。
あなたの自己管理能力が、新たな習慣形成によって幾重にも上がっていく。
そんな、向上心溢れるあなたのお役に立てることを願っています。
目次
その① あとの自分を救うため
ご経験のある方もいらっしゃると思います。
「朝、どのネクタイにしようか数秒迷ったせいで、乗るべき電車に乗り遅れた、あの時の記憶…」
“遅刻”を防ぐためには、寝るより先に、次の日に着る服を選んでおくことが大切です。これが「あとの自分を救う」のです。
仕事ができる人はみな、先の先の行動を読んで行動しています。
私の経営している飲食店。忙しい時間にテンパってしまうスタッフには口グセがあります。多忙になる前の時間帯に「暇だね」と。
しかし責任者レベルになると、暇な時間帯に、次にくるピーク時に備えて、せっせと準備をしている。
事前準備への意識に大きな違いがあります。
この先、自分に起こりうることを想定しているかどうか。
慌てる人は、「今」楽をする。
できる人は、「あと」に楽をするのです。
その② 自分の時間を生きるため
最近「とにかく時間がない」との相談が増えました。
常に関心ごとに時間を奪われているのが原因だと、私は考えています。
中でも私が着目しているのは、スマホです。
スマホには、X(エックス)やインスタ、TikTokやYouTube、NetflixにPrimeVideoといった、“自分の時間を奪うツール”が盛りだくさんです。
何気なく開く新着のニュースや、付き合わされる大した中身のない電話。スマホに反応すればするほど、「自分のために使いたい時間がなくなっていること」に気づかなければなりません。
私が、自分の時間を生きるために実践していることは、
「自分からスマホを見に行く」
「1画面目に誘惑アプリは置かない」
です。
スマホから呼ばれるたびにスマホに反応すると、今日やるべきタスクを全て終わらせる事が困難になります。
だから私は、今日やるべきことが全て終わってから、スマホの2ページ目をスクロールする。そして、好きなアプリを開き、眠くなるまで楽しむようにしています。
その③ 本当に大切なことに時間を使うため
スマホやカロリー、心配事や嫉妬心など、関心ごとに気を取られ過ぎる状態からの脱却。
自分の時間を生きることができるようになると、立てたスケジュール通りに物事を進めることができるように。
自分の人生において優先順位の高いものに時間を割き、“余計なエネルギーやリソース”は最小限に抑えることができるようになるものです。
人は、表面的にはわからない悩みをたくさん抱えている。
「お金の悩み、家庭の悩み、健康の悩み」など、表面的にはわかりづらい悩み。
しかし、悩みに振り回される人生であってほしくない。
この記事を読んでくださるあなたには、生きるうえで本当に大切なことに対して、じっくりと時間と労力を使ってほしいのです。
あなたが自己管理を徹底することで、より理想的な状態になれるのです。
あなたが本当に大切にしたいことに使う時間が増えるのです。
「仕事や人生のクオリティの向上」に「自己管理」は必要不可欠なのです。
「実行の鬼」である私がいうのですから、間違いありません。