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社会人1年目で習慣化したい自己管理Tips12選

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社会人として成功するカギは「やるべきことをどれだけ実行に移せるか」。しかし、感情に左右される私たちはなかなかそれができません。少しでもストレスなく実行するためには、習慣化するのが1番です。3月25日新刊『実行の鬼 最速で結果を出すためのエクストリーム自己管理術』(著者:ゴンドー優希)より、習慣として身につけたい自己管理術をご紹介します。

この記事は書籍『 実行の鬼 最速で結果を出すためのエクストリーム自己管理術 』の関連コラムです。

断る練習をしておく

「自己管理」と「断り」は切っても切り離せません。とっさに誘いを断ることができないために、とっさにオーケーしてしまう。私はこの失敗を繰り返していました。だからこのセリフを無理なく言えるよう一生懸命に練習したのです。「今ちょっと入りそうな予定があるので確認しますね」。このセリフがすぐ出るようになったおかげでうまく断れるようになったし、気安く頼まれることが減りました。

まだ足りないくらいでやめる

食べ足りない、話し足りない、読み足りない、遊び足りない。そんな風に、私はどんなことでも完全に満たされてしまうより、ちょっと「足りない」くらいの方が好きです。その行為に対して「またやりたい」「まだできるかも」という気持ちを持続できるからです。ワクワクする気持ちと言い換えてもいいかもしれません。まだ足りないくらいでやめておく。それは健康状態や、人間関係を良好に保つためのコツでもあります。

家事はその都度やる

家事はその都度やります。ためない方が楽で幸せだからです。私は居間と寝室と脱衣所の3カ所に、ハンディクリーナーを置いています。洗濯機はタイマーをセットして、朝晩1回ずつ回すようにしています。食事をする前にはシンクを掃除しておきます。下駄箱に文房具とゴミ箱を置いて、郵便物は玄関で処理するようにしています。すべては明日の私が楽で幸せになるためです。毎日、昨日の自分に感謝しています。

習慣は是が非でもワンタッチする

運動、読書、勉強など良い習慣を続けていても、急な仕事や家の用事、病気などにより挫折してしまうのはわかります。それはきっと「0か100か」で考えているからでしょう。どれだけ大変な時でも服は着れるし、歯は磨けるし、手は洗えるはずです。だからもしやる時間がとれないなら「1回」でも「1ページ」でも「1分」でもいいのでやればいい。ワンタッチさえすれば明日も続いてくれます

一つ増えたら一つ捨てる

資料がない、ハンカチがない、おたまがない…私たちはよく物をなくします。人が探し物に費やす時間を合計すると一生で約150日間分だそうです。探しにくいということは、必要以上の物が家に存在するかもしれません。私は家に物が一つ増えたら一つ減らすと決めています。本が一冊増えたら一冊減らす。洋服が一着増えたら一着減らす。キッチン道具が一つ増えたら一つ減らす。人にあげる時もあれば、捨てる時もあります。迷った時はそれがないと困る理由を考えます。10秒経っても思いつかなければ処分です。

期限は3割前倒しする

締切が決まったら、自分の期限の3割前倒ししましょう。つまり締切が1週間後の時は5日後、1ヵ月の時は20日後が「私の締切」です。締切を早めることによって、もちろん忙しくなりますが、それは単純に忙しさを先取りしているだけ。あとに余裕を残すのです。仕事は追われるよりも、こちらが追う立場でいたい

ボールはなるべく早くパスする

「あの件どうなっていますか?」「いつになったらできますか?」というのは自己肯定感が下がる言葉。案件という「ボール」を抱えたままだと、どうしてもそんな言葉を受け取ることになります。だからボールはすぐにパスします。「確認をお願いします」でも「明日連絡をください」でもいいのでとにかく相手にパスします。ボールは止めさえしなければ、手元で爆発することはありません

空き時間にやることを決める

予定が突然キャンセルになり、時間がぽっかりと空く。そうすると私たちは戸惑い、どうでもいいことをはじめてしまいがちです。だから定期的に「時間が空いた時にやることリスト」を追加しておきましょう。恩人に連絡をする。分厚い資料を読む。名刺を整理する。キーボードのゴミを取り除く。母の日のプレゼントを考える…など。考えればやることは無限にあります。暇な時なんてありません!

緊張する人と会う

人と会うと少なからず影響を受けます。どんな人と会うかによって仕事の成果も左右されます。だからなるべく緊張するような人と会いましょう。一秒たりとも気を抜けない、胃がキリキリするような体験はできれば避けたいものです。でもなんの努力もせず成長させてもらえるのです。自然にこちらの能力を向上させてくれるのです。会って話せる機会があるならば逃す手はありません。

自己嫌悪とは距離を置く

自己嫌悪が止まらない時ってありますよね。そういう時は一日、自分の感情を客観的に観察して過ごしましょう。周囲に思いやりの心で接しましょう。ずっと放置していたことをやりましょう。

一日一つ「必ず挑むこと」を決める

目の前のできることを積み重ねていく。それは大事なことです。でもそれ以上に大事なことは、一日一つ「今日必ず挑むこと」を決めて、それを実行することです。それは目的のために必要なことです。そして少し勇気のいることです。あるいは面倒なことかもしれません。でもそれをやり遂げるたびに、未来に対して前向きになります

人はなぜ管理をするのか

人はなぜ管理をするのでしょうか。それは「やるべき仕事」をなるべく早く終わらせて、将来に向けて準備をしたり、会いたい人と会ったり、「自分にとって大切なこと」に使う時間を増やすためです。家族と過ごしたり、自然と触れ合ったり、体調を整えたりするのもいいでしょう。仕事をこなすことだけを目的としてはいけません。『実行の鬼 最速で結果を出すためのエクストリーム自己管理術』では、本書はわずか入社3年で数万人を有する巨大企業・NEC営業部のトップに上り詰めた伝説の営業マンが明かすエクストリーム自己管理術です。あなたの人生が、より豊かなものになりますように。

(画像提供:iStock.com/Dzmitry Dzemidovich)

この記事は書籍『 実行の鬼 最速で結果を出すためのエクストリーム自己管理術 』の関連コラムです。