手帳は希望が満ちている!!
手帳で数々の『やりたいこと』を叶えてきた手帳活用プランナー宮崎じゅんさんが、「昨日よりちょっといい明日」になれる手帳術を自由気ままに語ります。
8月にもなると、2023の手帳が売り場に並んでいるのを見る機会も多くなります。
(ここ数年、だんだん早くなってイマココという感じ)
手帳好きにとっては「シーズン到来!!」と嬉々とするわけです。
初夏頃からはじまっている新商品情報で仕入れた知識を、
実際に見て触って、なんなら入手して…
2022年はまだまだ続くのに、心はすでに ”2023” だったりします。
私の場合、手帳を早く入手するからといって
使いはじめるのが早くなるという訳ではなく
2022年12月から使いはじめる前に、必ずすることがあるのです。
目次
手帳を早く購入するわけ
以前に少しお話ししたかと思うのですが、例年10月くらいに手帳を購入して
「手帳の下ごしらえ」というものにとりかかります。
手帳の下ごしらえ???
って一体何?
って思われる方が多いかもしれないですよね。
例えば料理に使う前に「ごぼう」や「なす」を
酢水や水につけてアク抜きすることで美味しいおかずができるように、
手帳にちょっと手を入れるだけで
翌年1年間を快適に手帳が使え、快適に過ごせる。
そんな工夫を使いはじめる前にしているのです。
手帳の下ごしらえ
皆さんも毎年手帳に必ず書くことって、決まっていませんか?
例えば
家族や仲の良い友人のの誕生日とか、
何がしかの記念日とか、
そういった毎年記入していることや
既に決まっている予定などを手帳へ
他にも人によっては、様々なことを書いているのだと思います。
私の場合は縁起の良い日柄、例えば一粒万倍日とか天赦日を書き込んだり、
毎月必ず決まってするようなこと(積立の引落日とか)を書き入れたり、
手帳のどこに・何を書くのかも決まっているスタンプを、
その枠を準備したり、その他諸々を決めている枠に書き込みます。
その作業を、前年の10月頃に全て書くことを「手帳の下ごしらえ」 と言っています。
知恵袋
こういったことを必ず手帳に書く事って個々それぞれだと思います。
自分では思いつかないようなことをされている方も、たくさんいらっしゃいます。
そして、その中にはぜひ取り入れたいモノもたくさんあるので
5年ほど前からTwitterでフォロワーさんや手帳好きな方に
ご協力いただいて「手帳の下ごしらえ」というハッシュタグを使って、
どんなことを下ごしらえしてるかをお聞きし、
その声を集めて、まとめて一つのスレッドを作っています 。
毎年「へ〜」「ほうほう」なんて関心をする知恵が集まり
手帳の下ごしらえをする頃になるとこの知恵袋の中から
自分に合ったものがないか探しています。
もし、皆さんも興味をお持ちになったらTwitterで
#手帳の下ごしらえというハッシュタグを探してみてください。
なぜ下ごしらえをするのか
ではなぜ「手帳の下ごしらえ」なんてするのか?
と疑問に思われるかもしれないですね。
ひとつは
「手帳を使い始める儀式」みたいなもの。
もう一つは、
手帳に何を書いていいかわからない。
手帳の白紙が気になる。
とおっしゃる方がいて、
結局のところ手帳を使うことが続かない…
という相談をよく受けるのですが、「手帳の下ごしらえ」をすることで
上記のような思いに対してかなりハードルが下がると思うのです。
そのうえ、あらかじめ決まった予定を入れてしまうことで
書き忘れることがなくなったり 、その後のスケジュールの調整がしやすく
なったりします。
最後に、、、手帳を使うこと
手帳を使うことって スケジュール管理はもちろんなんですが、
自分の心を整えたりする。
自分の身体を整えたりする。
『自己実現』をしていく時
とても役立つ道具になるんです。
2022年3月から半年間 、私の拙い文章力と乏しい語彙力で
手帳についてのあれこれを好き勝手に綴ってまいりましたが、
コラムは今回で最終回となります。
なかなかうまくお伝えできていない部分も多々あるのですが、
このコラムを読んで手帳を使ってみようかなって
思ってくださる方が一人でもいらっしゃったらいいなと思います。
私自身は今後もマルチワーカーとして手帳周りのお仕事を続けていこうと思っています。
何か手帳のことでお困りになることがあったら 是非 お問い合わせくださいね。
全6回、最後までお読みいただいた読者の皆さま、
執筆の機会を下さった、サンクチュアリ出版ご担当者さま。
この場をお借りしてお礼申し上げます。本当にありがとうございました。
宮崎じゅん
宮崎じゅん 【自己紹介】 手帳活用プランナー・時間のコンサルタント プロコーチ・日本手帳クリエイター協会代表理事 コミュニティ手帳朝食会主宰 手帳社中運営・ワークショップの屋号はpocketnotebookworkshop 集団生活に馴染めず幼稚園不登園だった頃に、祖母より送られた日記帳で記録することに目覚める。 バブル期と言われた大学時代にシステム手帳ブーム到来。より拍車がかかる。 SNSがきっかけとなり文具や手帳のコミュニティと繋がりを持ちはじめ、やがてイベント主催側となる。ビジネス向きの開催が多かった手帳オフ会の敷居を下げたいとはじめた「手帳ゆるオフ」は募集から数時間で満席となる人気ぶり。NHK「あさイチ」「anan」「日経新聞」「PHP出版」など多数掲載。 現在は自身の実体験と実例を元に手帳活用法やマインドセットを提案。10数年の様々な活動を経て(一社)日本手帳クリエイター協会設立。セミナーや手帳関連イベントを開催。 また「手帳活用=セルフコーチング」の考えに基づきプロコーチとしても活動中。 「コミュニティ手帳朝食会」の運営や手帳をつくるワークショップも行う。 2022年1月、一般社団法人日本手帳クリエイター協会設立、代表理事就任。 文房具の監修(ノンブルノートN)などの活動も増え、2022年春には自身考案のオリジナル手帳「maketime手帳」にてクラウドファンディングに挑戦し729人の支援を得る。 Twitter @juunchan Instagram @juunchan Linktree 宮崎じゅん 手帳朝食会(随時募集中) 日本手帳クリエイター協会 https://techo.or.jp/ サンクチュアリ出版 主催講演等 ★人生を変える授業オンライン 手帳と向き合う時間~「ジブンを生きる」~ありたい自分のための手帳の使い方 最高の1年にする「シンプルな手帳の使い方」マスタークラス ★ほんよま イベントレポート 「毎日がわくわくする自分だけの手帳術」 「手帳オタクの続けられる手帳術」