あなたは何となく体がだるい、疲れがなかなか取れないと感じていませんか。それは疲労が溜まっているせいかもしれません。その状態を放っておくと慢性的な不調になり、やる気まで奪ってしまうかもしれません。そうなる前に自分の体について考えてみませんか。
去年の関東の梅雨明けが6月中だったせいか、今年は梅雨が長かったような気がしますよね。毎日、はっきりしない天気に体調を崩してしまった人も多かったのではないでしょうか? でも梅雨が明けたら本格的に夏が到来して一気に気温が上昇しますよ。梅雨は身体がだるいですが暑い夏は身体にとって、もっとしんどいものです。あなたの毎日がだるさ続きなら、そろそろ疲れない身体を手に入れてみませんか? 目次 「ママ、もう疲れて無理かもしれない」 某健康薬酒のCMではないですが、7の倍数の35歳から数年間の私は体調がすこぶる悪く毎日、とても疲れていました。スクールバスのない幼稚園に入れてしまった為に幼稚園まで自転車で送り迎えしていた私は、ある日とうとう限界がきました。 何かの病気を疑い病院で診てもらってもどこにも悪いところがなく、風邪のひきはじめかもしれないと言われておしまい。病気じゃないので横になっていることに申し訳なさを感じ自分を責めてしまったり。大したことをやっていないのに、ものすごい疲労感で毎日泣けてきました。 私はインターネットのメディアで健康や美容の情報を発信するライターです。 特に30代後半に体調を崩す人が多く自分だけではないことに驚いたんですが、その頃が女性の老いへと向かう切り替えの時期なのかもしれません。そんなことは誰も教えてくれないですよね。 30代の後半、体調不調が続いていた私も試行錯誤をして40代には自分でも驚くほどの健康体になりました。 そして、睡眠時間を多くとり、疲れすぎないこと、ストレスをためないことを実践しました。 私は試行錯誤をして生活を変化させ、健康を取り戻しました。しかし、生活を変えたり、睡眠時間を多くとったりストレスをためないことを実践することが大変な人も多いと思います。一瞬だったらできても続けるのは結構、大変です。続けている私が言うのだから間違いないです。 そんなジレンマの中、出会ったのが不調の全てはカラダの使い方を間違えているという本質に気づかせてくれた本。 もう、疲れないための方法がめちゃくちゃ簡単で目から鱗でした。 本によると歩き方、立ち方、座り方が本当にできている人は100人に1人ということ。ほとんどの人が間違ったカラダの使い方をしているっていうことなんです。 例えば歩き方一つとっても疲れる方法、疲れない方法があり、みぞおちから歩くことでいくら歩いても疲れなくなるそうです。試しにみぞおち歩きを実践してみたら、今までは長く歩くとふくらはぎがパンパンになったり、足の裏がつったりしていたのが全くないのでビックリです。 どれも日常生活のちょっとした動作の違いで簡単なことばかり。「灯台下暗し」という感じでした。 カラダの使い方をマスターすると100%姿勢が変わります。正しいカラダの使い方をすれば姿勢がきれいな人になれます。 以前、テレビで活躍しているモデルさんが歩いているのを街でたまたま、見たことがあるのですが、姿勢がきれいで颯爽と歩く姿がカッコよかった。自信にあふれている様子に誰もが振り返っていました。 なんとなく不調な状態では何もする気になりませんが、毎日、調子が良くなったらどうなるか? ほぼ全ての人が何か新しいことを始めたくなります。そのくらい気力があふれて今まで抑えられていた意欲が湧いてきます。 体調がなんとなく悪い人は私のように食生活や生活習慣を変えることも大切だけれど、その前にカラダの使い方を変えると意外とあっけなく体調が良くなるかもしれません。 疲れないカラダの使い方を知ることはいろいろな事にチャレンジできる魔法を手に入れたということ。残りの人生、まだまだいろいろな事に挑戦していきたいですよね。 (文 佐藤薫)東洋医学では女性は7の倍数で体調が変化すると言われている
ある日、小さな娘の手をとって私が言った言葉。
スクールバスのある幼稚園に転園させてと娘に懇願したのです。
理由のわからない身体のだるさ、夕方になるとおこる頭痛、休んでも全く取れない疲れ。
なかなか寝付けなかったり、夜中に目が覚めたりという睡眠障害。
思えば、心身ともに最悪な時期でした。不調を感じている女性は思った以上にたくさんいる
あの35歳からの暗黒の時期を体験して私は人一倍、健康に敏感になりました。
健康、美容情報を得るためにたくさんの女性を見てきましたが、女性はある時期に体調を崩す人がたくさんいることを取材を通して知りました。
妊娠、出産を経験して体調の変化はありましたが、まさかそれよりも大きな波が押し寄せてくるとは。ただ、これも個人差なので何も感じない人もいるかもしれません。そして人によっては何度もこの波が来る人も。疲れない身体はどう作ればいいのか?試行錯誤の末、私が実践したこと
まずは食生活を変えました。これに関しては食べ物にこだわるあまり自分で農業を始めることになりました。無農薬の野菜を新鮮なうちに食べるためです。農業まではやりすぎですが「あなたの身体はあなたが食べたものでできている」は本当で、野菜中心のバランスの良い食生活は身体の中の滞りを消してくれました。
自分も含め周りの女性を見ても頑張りすぎている人がたくさんいます。頑張ることは素敵なことですが、30代後半からは頑張りすぎると必ず反動が起こります。無理しすぎてるなと感じる前にゆるめることが大事です。日常生活のちょっとしたカラダの使い方が調子のいい毎日を作ることを知る
逆に健康になるためというこだわりが疲れを招くこともあるくらいです。
日常生活の全てにおいて疲れない方法があり、疲れない方法を選べば疲れ知らずにずっと元気でいられるということです。疲れない身体を手に入れたら、あとは何でも自分のやりたいことができる
疲れないカラダの使い方をすると姿勢が正しくなり身体の調子が良くなります。そしてキレイも手に入る。
女優さんもモデルさんもきれいな人は皆、姿勢が良いことは誰もが知っていることだと思います。
私もカラダの使い方が疲れない身体を作るための根本だったと知らなかったので随分、回り道をしてしまいました。日常の動作をちょっと変えることで身体が変わり、こんなにも疲れないなんて。(画像提供:iStock.com/AndreyPopov/4X-image/Deagreez/PeopleImages)
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