ーはじめにー
紙やノートに自分の思考や感情を書く習慣。これを、「ジャーナリング」という。
書くだけで心が整い、仕事も人間関係もうまくいく。
書くだけで人生を変える、最強の習慣。
いやいや……書くだけで? 本当かよ?って思いますよね。
「書くだけで人生変わるなら、誰も苦労しないでしょ?」
と少し鼻で笑ったのが10年くらい前の話です。
10年前の僕は、紙に書くほど叶えたい夢や目標を持っていませんでした。
持っていたのは「なんかこのままじゃいけない...」という未来に対するモヤモヤです。
「好きなことをやったらいい」と言われても、そもそも好きなことがわからない。
大金持ちになりたいわけじゃないけど、お金には苦労したくない。
ずっとこの会社にいるわけじゃないけど、次にやることも別に決まってない。
うまくいっている友人のSNSを見ては、自分の現状やコンプレックスを感じて、まだ「何者にもなれてない自分」と向き合うのがすごく嫌でした。
そんな人生から抜け出したかったけれど、方法がわからない。
そんな時に「ジャーナリングがすごいらしい」という話を聞いたのです。
ホントかよ〜? と、疑い8割。しかし、「でも、本当ならすごいな...」という期待2割。
ただ幸いなことに、必要なのは紙とペンだけ。
「それなら騙されたと思って、一度やってみようか。」
そう思ったのが最初でした。
そしたら、まず面白いことに気づいたんです。
「あれ?……何を書けばいいかまったくわからない」
これが、ジャーナリングをスタートして、一番最初に気づいたことだったんです。
その時、はじめて気づきました。
「あれ?オレって普段から自分と全然会話してないんじゃん?」 と。
どこに行きたいのか。
何をしたいのか。
何をやめたいのか。
何が怖いのか。
自分との会話がまったくできていなかった。
これがジャーナリングで得た最初の、そして最大の収穫です。
大切なのは、「何を書くか」ではなく、自分に「何を問うか」だったんですね。
問いの質をいかに変えていくか。
問いの深さで、人生の質も変わっていく。
ジャーナリングをすることの一番の意味は、ここにあるのだと今でも思っています。
この本では、「人生を変える問い」を一つずつ、扱っていきます。
そもそも「なぜ?」ジャーナリングをすると人生は変わるのか?
具体的に、紙に「何を?」書いたらいいのか?
書いた後、「どうすれば?」いいのか?
「どうやって?」毎日続けるのか?
今回はそれを全て解決できる方法や考え方をお伝えしますし、AIを使ってジャーナリングを継続するコツも解説しました。
言葉だけで伝わりづらい部分は漫画にして解説してあります。
焦らなくていい。うまく書けなくていい。
「今まで気づいていなかった自分の本音」
「自分が本当にやりたいと思っていること」を見つけていくにはどうすればいいか。
その方法を、一歩一歩、紹介できればと思っています。