赤ちゃんの表紙は、「なにも持たず身一つで生まれたあの頃を思い出し、本来の自分を取り戻してほしい」という著者の願いがこめられている。
帯裏にひっそり記された「本来無一物」のメッセージは、「人はなにも持たずに生まれ、なにも持たずに死んでいく」という禅の言葉である。
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「20代のバイブル」と称され、全国TSUTAYAの総合部門6位、ブックファーストでは全国ビジネス部門8位など、各書店2012年の年間ランキング入りし、「20代にもっとも売れた本」とされる(発売後5ヶ月間・2012年7〜11月・TSUTAYA調べ)。
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人生の夢につながらない物事、自分らしさを奪う重荷は潔く捨てる。
捨てれば捨てるほど体と心は軽くなり、視界と思考からノイズが取り除かれ、本当にやりたいことが明らかになるからだ。
捨てれば捨てるほど、集中力が高まって感性は研ぎすまされ、あなたに眠る真の能力が引き出される。
余計なものを削り去ってはじめて、人は自分を取り戻せるのだ。
(プロローグより)
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上智大、京都精華大、慶応大、筑波大、立教大、法政大、獨協大など日本各地の大学で、多くの学生から支持を得た「ライフスタイルデザイン講義」をもとに、自由で豊かな人生をつくるための50のエッセンスを厳選。
過剰な「ノイズジャングル」となった現代社会を生き抜くための必要最低限の方法を説く、究極にシンプルな技術書が完成した。
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40歳を目前にして、大手音楽会社の社員という安定と、ヒットメーカーという地位を捨て、学生時代からの夢だったニュージーランド移住を果たし、仕事の収入が1/10に激減。
そこから「組織・場所・時間・お金」に縛られない自由なライフスタイルを構築した著者は、20代の頃、人付き合いが苦手の評価最低の営業マンだった。
なかなか結果を出せない彼が選んだ道が「20代は捨て」。
人脈、出世、競争、プライド、流行など、ほとんどを捨てて、最後に残った「あるもの」だけを大切にした。
経済成長が止まり、「できるだけ多くのことを獲得すべき時代」が終わった今、「なにを捨て、なにを残すか?」があなたの人生をきめる。
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▼発売直後から各主要書店のビジネス書部門で1位を獲得
▼20代のイノベーター、アーティスト、インフルエンサーたちから絶賛のレビューが殺到
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【担当編集者からのコメント】
不安になればなるほど、手に入れられるものは、なんでも手に入れたくなる。
その気持ちはよくわかります。
でも不安で身動きが取れなくなる前に、捨てられるものはできるだけ捨てておいた方が、人生の収穫量は高い。
この本はそう教えてくれます。
自分には当てはまらないという向きもあるでしょう。
賛否両論は織り込み済み。
自由に生きるための「型破りなサンプル」として、ぜひとも参考にしてください。