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すぐにイライラする人・キレる人の7つの特徴とは!3つの対処法や自分が怒りっぽいときの改善策を紹介

多分そいつ、今ごろパフェとか食ってるよ。
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「職場の上司がすぐにイライラする性格で、関わりづらい…」
「キレられるとやる気が落ちるので、うまく対応していきたい」
「自分がイライラしたり、キレそうになったときの対処法も知っておきたい」
と考えていませんか?

身の回りの人間関係で「すぐにイライラする人」がいて、自分にも矛先が向いてしまうことに嫌気が差している人も多いです。

ところが関係を断ち切るわけにはいかないので、「できればストレスなく接する方法が知りたい」という方もいるのではないでしょうか?

そこでこの記事では、すぐにイライラする人や、キレる人の特徴や、自分がストレスなく接するための対応策について解説していきます。「人間関係で悩みたくない」「毎日快適に過ごしたい」と考えている方は、ぜひ最後までご覧ください。

この記事は書籍『 多分そいつ、今ごろパフェとか食ってるよ。 』の関連コラムです。

すぐにイライラする人・キレる人の特徴7つ

すぐにイライラしたり、キレたりする人には、以下のような特徴があります。

  1. 余裕がない
  2. 思い込みが激しい
  3. 完璧主義
  4. 人に頼れない
  5. 視野が狭い
  6. 不利益を受け入れられない
  7. 相手より優位な立場でいたい

それぞれ詳しく解説します。

1.余裕がない

自分に余裕がないせいで、他人に対してイライラしたり、ついキレてしまったりする人は珍しくありません。限界に近い状態で生活しているため、追加でストレスとなることが自分に降りかかると、怒りが爆発してしまいます。

例えば仕事で締め切りに追われているときは、時間に余裕がない状態です。そこに部下から「相談させてください」と打診されても、「いま忙しいんだから後にしろ」と、語気を強めて返答してしまいます。

またプライベートで嫌なことがあったときも、精神的に余裕がなく、他人にきつく当たってしまうことがあるでしょう。きつく当たられた側からすると「自分は関係ないのに…」と思いますが、本人的には余裕がない状態なのです。

2.思い込みが激しい

思い込みが激しい傾向にある人も、他人に対してイライラしやすいといえます。自分の考えが正しいと固執していて、他の視点を受け入れにくい状態だからです。

特に上司の立場だと、部下よりも経験豊富な自分のほうが考えが正しいと思ってしまいがち。そのため、部下が自分とは違う視点の意見を持ってきたときに、「自分の考えと違う」という理由で、厳しく指導することがあります。

3.完璧主義

すべてきっちり完璧にこなさないと気が済まない人も、人に対して厳しい態度を取る傾向があります。自分の「完璧に仕上げる」という基準を、他人に対しても要求してしまうからです。

他人がした少しのミスでも、大きな問題として捉えてしまい、「なぜこんなことができないのか」とイライラしてしまいます。

人によって仕事の能力や価値観は違うため、その人と同じパフォーマンスを全員が発揮できるわけではないのですが、柔軟な基準を持てずに、怒りっぽくなるのです。

4.人に頼れない

自分で仕事を抱え込んでしまい、人に頼れないという人も、イライラしやすい傾向にあります。仕事量が増えると、自分のキャパシティをオーバーしてしまい、余裕がなくなるからです。

自分の負担が増大し、ストレスが貯まることで、他人に対しても厳しい対応をしてしまいます。

また「自分が動かないと仕事が進まない」というプレッシャーも、他人にきつく当たる要因です。自身がプレイヤーの立場であればいいのかもしれませんが、管理職など他人をまとめる立場なのに仕事を抱えてしまうのは、少し問題があるといえるでしょう。

5.視野が狭い

物事を広い視点で見れず、自分の経験のみで判断してしまう傾向を持つ人も、イライラしたりキレたりしやすいといえるでしょう。

いつも通りの方法や決断を重要視してしまうため、予期せぬ変化が起こるとストレスが溜まり、他人に対して攻撃的になってしまいます。また視野が狭い人は新しい考え方に否定的なので、会社内で衝突してしまうことも少なくありません。

広い視野を持ち、異なる意見や状況に柔軟に対応することは、感情のコントロールと良好な人間関係の構築に不可欠です。

6.不利益を受け入れられない

自分にとって不都合や不利益となる状況を受け止められず、イライラしてしまう人もいます。挫折や困難なことに対する耐性が弱く、感情的になりやすいのです。

例えば計画どおりに物事が進まなかったり、トラブルが発生したりしたときに、その事実を冷静に受け止められません。起きたことに対する柔軟な対応ができずに、不満や怒りの態度を見せてしまいます。また、他人に責任を押しつけようとして、あえて過激な言葉を使う人もいるでしょう。

7.相手より優位な立場でいたい

怒りの感情には、相手を萎縮させる効果があります。そのため、相手よりも優位に話を進めたい人が、手段としてあえてイライラした態度を見せることもあります。

例えば部下が自分が考えもしなかった意見を持ってきたときに、その意見を認めず、怒りの感情で相手を抑圧するというケースです。自分の地位や意見が脅かされると感じて、怒りや不満をぶつけてしまいます。

すぐにイライラする人・キレる人とストレスなく接する方法3選

すぐにイライラする人とはなるべく関わりたくないのが本音ですが、上司や取引先など、どうしても関わりを持たないといけないケースは少なくありません。

そこでこちらでは、すぐにイライラする人・キレる人とストレスなく接する方法を3つ紹介します。

  1. 適度な距離感を保って接する
  2. 相手のイライラポイントを理解する
  3. 相談できる人を見つける

それぞれ詳しく解説します。

1.適度な距離感を保って接する

すぐにイライラする人やキレる人とストレスなく接するための方法として、「適度な距離感を保って接する」というアプローチは効果的です。仕事上、どうしても関わらないといけないケースでは、なるべく過度な干渉を避けて、不要な衝突を回避します。

相手がイライラしていると感じたときは、こちらからアクションを起こさず、様子を見ることも大切です。相手をよく観察して、適切なタイミングで円滑なコミュニケーションが取れるように意識しましょう。

2.相手のイライラポイントを理解する

相手が「どこでイライラするのか、キレるのか」という部分を見極められると、地雷を踏んでしまうことを避けられます。

すぐにイライラする人のなかにも、色々な特徴があります。時間に余裕がなかったり、完璧主義だったりと様々です。

まずは相手の過去の行動パターンを思い返して、どこで怒りや不満を抱えるのかを確認してみましょう。パターンがわかったら、それに対して適切な対応を心がけます。

例えば時間に余裕がなくてイライラしている人には、比較的余裕があると考えられる朝に大切な話をするのは、ひとつの手段です。

完璧主義で時間に厳しいなら、まずは時間を守ることだけを徹底して、機嫌の良い状態を保つことも効果的でしょう。

人によってイライラポイントは変わるので、相手の感情のトリガーを見つけて対策することは重要です。

3.相談できる人を見つける

イライラする相手との関係をなかなか改善できない場合は、相談できる人を見つけるようにしてみてください。

イライラをぶつけられると、どうしても気持ちが落ち込んだり、逆に相手に腹が立ったりと、感情の浮き沈みが発生してしまいます。その状態だと冷静な対応ができず、さらに状況が悪化するかもしれません。

信頼できる人に相談することで、自分の感情を適切に処理して、状況を客観的に見れるようになります。客観的に見ることで相手のイライラポイントを分析できる可能性も高まるため、同僚や近しい人など、相談相手を探してみましょう。

自分がすぐにイライラする・キレる性格だと感じている時の対処法

こちらでは、自分がイライラしてしまう性格だと感じている方に対して、対処法を紹介します。

  1. 一度深呼吸をして落ち着く
  2. 相手のいい部分に目を向ける
  3. なぜイライラしてしまうのかを分析する

それぞれ詳しく解説します。

1.一度深呼吸をして落ち着く

感情が高ぶってイライラするのを感じたら、一度立ち止まって、深く深呼吸をしてみてください。心理学的には、怒りの感情がピークになるのは、長くて6秒だと言われています。

そのため、深呼吸によって6秒以上時間を使うことで、怒りの感情をコントロールすることが可能です。

具体的には、鼻からゆっくりと息を吸って、腹部が膨らむのを感じながら、数秒間息を止めます。その後ゆっくりと、口から息を吐いてください。

数回繰り返すことで心が落ち着き、リラックスした状態に近づきます。深呼吸によって冷静な判断を行うことで、相手に怒りをぶつけることも少なくなるでしょう。

2.相手のいい部分に目を向ける

対人関係において、相手のポジティブな部分に目を向けることによって、イライラを防ぐ手法です。相手に対する感謝や尊敬の気持ちを意識的に抱くようにすると、感情的に動くことを抑えられます。

最初は難しく、イライラの感情が芽生えるかもしれませんが、トレーニングすることで改善が可能です。人間関係を円滑に保てるようになるので、ぜひ相手のいい部分に目を向けるようにしてみてください。

3.なぜイライラしてしまうのかを分析する

自分にイライラや怒りの感情が湧いたときに、「なにが原因なのか」を考えることも大切です。自己理解を深めて、原因を特定することで、対処がしやすくなります。

分析の手順は、次のとおりです。

  1. イライラした瞬間に何が起きたのかを振り返る
    (具体的な状況、発生したできごと、関わった人、自分の感情など)
  2. どこに原因があるのかを特定したら、なぜそれが自分のストレスになっているのかを考える
  3. 根本的な原因を見つけて、対策を講じる

状況によっては、自分だけで解決せず、専門家に話を聞くのも良いでしょう。自分なりに分析を進めることで、穏やかな人になることが可能です。

まとめ

すぐにイライラする人やキレる人と関わっていると、自分の感情にも悪影響を及ぼしてしまいます。とはいえ「いきなり関係性を0にはできない」という人が大半だと思うので、まずは相手がイライラするポイントを見つけて、適度な距離感を保って接するようにしましょう。

また、人間関係についての悩みが多い人は、自分で考えるだけでなく、他人の意見を聞くことも大切です。もし相談できる相手がすぐに見つからないなら、本を読んでみてください。

Jamさん著書の『多分そいつ、今ごろパフェとか食ってるよ。』には、嫌いな人への対処法はもちろん、幅広い人間関係のモヤモヤへの上手な向き合い方が詳しく解説されています。人間関係を良好にし、ストレスのない生活を送りたい方は必読です。

この記事は書籍『 多分そいつ、今ごろパフェとか食ってるよ。 』の関連コラムです。