新刊のコラム

初対面より緊張する「2度見知り」が急増中!その理由と対処法とは?

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新たな出会いをする機会が多い4月。
初対面の相手との会話はこなせるけど、次会うと何を話したら良いか分からない「2度見知り」で悩む人は案外多いそうです。どうしたら緊張せずに話せるようになるのか?新刊『2度目の会話が続きません』よりご紹介します。

2回目会った人との会話が続かない2つの理由

出会って2度目の会話、つまり「2度目まして」が苦手なことを本書では「2度見知り」と説明しています。

世の中の人々の会話を聞くと、多くの人がこんな会話をしています。
たとえば相手から「趣味は筋トレです!」と聞くと、もっぱらこんな質問をしがちです。

「どこのジムに行っていますか?」「週に何回ぐらい行くのですか?」「どんなエクササイズをしますか?」初対面ならば、こんな質問でも会話を続けることはできるかもしれません。でも、2度目3度目となると、だんだんと聞くことがなくなってこないでしょうか?
実は、これが「2度見知り」をしてしまう大きな原因です!
「どこに」「誰と」「何回」など、情報の質問は一問一答形式で終わり、話の内容もお互いの関係もまったく深まっていかないのです。

初対面で話す内容は、「どちらにお住まいで」「勤め先はどちらに」「ご家族は」というふうにその人にまつわる情報ですみます。
お互いのおおまかな情報を伝え合えば、1時間くらいの会話は成り立つものです。
そして2回目。もう勤めているところも聞いたし家族構成なども知りました。
2回目以降の会話は、お互いの人柄や暮らしぶりの話、つまり少しずつお互いの内面に話が及んでいくことが望まれます。これが苦手な人がとても多いそうです。

また最近はリモートワークやSNSなどコミュニケーションをとる機会が増えているため、実際に会うと会話のキャッチボールがうまくできなかったり、目を見て話すことに苦手意識を持っている人が増えたことも原因としてあります。

「自分を出す」ってどういうこと?

「もっと自分を出しなさい」と言われたことはないでしょうか?ふつうにしているだけなのに、「自分を出していない」と思われてしまう……とっても戸惑いますよね。いったい、何を望まれているのでしょうか?
私は、「自分を出す」とは、あなたの考え、そしてあなたの感じ方を他人に表現して見せることだと考えています。なんだっていいのです。たとえば、
「コンビニで外国人の店員さんに、“タバコもお願い”と言ったら“チョットマテ”とため口で言われて、ちょっとムッときた」
こんなことでいいのです。自分が感じた場面や理由を伝えれば、あなたがどんな人なのかが伝わりやすくなります。
大事なのが、「自分のなかにあるちょっとした感情の変化」に気づくことです。
すごく楽しい、すごく好き、すごく嫌いでなくていいのです。ちょっと楽しい、ちょっと好き、ちょっと嫌い……そのような感覚に気づき、エピソードとして話すことで、あなたという人はどんどんとまわりから理解してもらえるようになります。