市場に出ている加工食品には沢山の添加物が使用されており、安全性が疑わしいものも沢山あります。では、どんな添加物が危ないのか?
シリーズ累計27万部突破の最新書籍『令和版 食べるなら、どっち!?』よりオリジナルキャラクターと共にご紹介します。
そもそも食品添加物とは?
現在市販されているすべての加工食品は、2種類の原材料でつくられています。
一つは、 米、小麦粉、野菜、果物、肉、魚介、食塩、しょうゆ、砂糖などの食品原料です。そして、 もう一つが、着色料、香料、甘味料、保存料、調味料、膨張剤などの食品添加物です。
食品原料は人間の長い食の歴史によって安全性が確認されているものですが、添加物が盛んに使われだしたのは第二次世界大戦後のことであり、まだ75年くらいしか経っていません。しかも、その安全性はネズミやイヌなどの動物によってしか調べられていないのです。つまり、人間で安全かどうか確認されているわけではないということです。
アセスルファムK
【見た目はおだやかで近づきたい。ニコニコあざとい系だが実際の彼は相当クール】
アセスルファムKは、人工甘味料です。
自然界に存在しない化学合成物質で、砂糖の約200倍の甘味があります。
しかし使用が認められたのは2000年のことで、まだ歴史が浅いのです。しかも体内でまったく分解されずに吸収され、血液とともに全身をぐるぐる巡ります。
アセスルファムKは肝臓に対するダメージと免疫力の低下が心配されており、妊娠したネズミを使った実験では、胎児に移行することがわかっています。
カロリーオフなどとパッケージに記載があると、ダイエット中やカロリーを気にする人はつい手を伸ばしたくなりますが、健康面を考えて多用しすぎるのは控えましょう。
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