新刊のコラム

今すぐ使える!なぜか好かれる人が実践している“かわいい言い換え”集

#新刊のコラム

コミニュケーションの中で一番大切なことは「うまく話そうとする」よりも「なにを感じているかを話そうとする」こと。そのちょっとした工夫を、コミニュケーションの専門家・山﨑拓巳さんの新刊『なぜか感じがいい人のかわいい言い方』よりご紹介します。

第一感情を伝える

〝一次感情〟とは最初に生まれる感情で、言わば「悪気のない下心」のこと。
はっきりと嘘ではないのだけれど、なんとなくしっくりこない言葉ってありますよね。これらは一般的に「建前」と言われる、〝一次感情〟を覆い隠した言葉です。
ぼくは、大人になると7割以上の会話が、そんな建前で成立していると思っていま
す。でも決して悲観しているわけではありません。みんなが建前で話す世の中だから
こそ、勇気を出して〝一次感情〟を伝えることができれば、逆に相手とぐっと近くな
れるチャンス
だと思っているのです。
父と娘のこんなやり取りがあったとしましょう。夜遅くに帰ってきた娘に向かって「ばかもーん!何時だと思っているんだ!」と怒鳴らせるのは〝二次感情〟の仕業です。すると娘の方も「私だっていろいろあるのよ!」と反発してしまう。
これも〝二次感情〟からくるものです。でもお父さんの〝一次感情〟はきっと、「心配だったんだ。帰ってきてよかった。なにかあったらどうしようと思ってつらかったんだ」だと思います。 その気持ちをそのまま伝えることができたら、きっと娘の方も「ごめんね。心配しているだろうなと思っていたんだけど、スマホの電池が切れちゃって電話できなかったんだ」という風に〝一次感情〟でこたえてくれたはずです。
どんなに正論でも、相手に伝わらなければ意味がありませんよね。

短期間で距離を縮めたい

「もっと早く知り合いたかったです」

初対面でうまくいく三ヵ条。それは「笑顔」「リスペクト」そして「大好き!」です。 ジャンケンは後出しが有利ですが、人間関係は先出しが有利。あなたから先に相手に好意を寄せることで、必然的に相手もあなたに好意を抱きやすくなります。「◯◯さん、最高だわ〜」「面白い方なんですね」「もっと早く知り合いたかったです」と伝えましょう。緊張でうまく話せないときは歯をただニッと出して、目のカタチを笑顔にするだけでも好意は伝わります。
また大切なのは相手の話に耳を傾けること。その人に興味を持ち、その人の興味を持っていることに興味を持つこと。すると強い信頼関係(ラポール)が形成されます。〝合いの手〟は〝愛の手〟です。相手が自分の話に夢中になってしまうくらい「へ〜!」
「なるほど!」「そうだったのか」「びっくりした」「はじめて聞きました」「それは面白いですね」と返しましょう。そんな風に相手の話を深掘りして聞くクセをつけると、社会の仕組みがどんどん見えてきます。

年配の人と打ち解けたい

「小中高のときはどんなものが流行していましたか?」

自分と歳が離れていると、なかなか共通点がなく会話に困ってしまいますよね。
年上の方々とコミュニケーションを取るすばらしい方法。それはこの質問を投げかけてみることです。「小中高のときはどんなものが流行していましたか?」 流行した映画、音楽、ファッションはなんだったか、どの街で遊んでいたか、修学 旅行はどこだったかなどの質問は、その時代にお連れする〝タイムマシン〟となるの です。動画配信サービスが充実している時代ですから「映画だったら『2001年宇宙の旅』 に衝撃を受けたよ」と聞けば、「今晩、観てみます!」と即答することができます。もし情報のオンパレードになっても、今だったらその場でスマホで検索して「この映画ですか?」と確認することもできます。学校の授業では聞けない、〝その時代の情報〟を集めて、点が線になっていく快感を経験してほしいものです。