イベントレポート

フリーランス、副業であなたが選ばれるための“ひとりマーケティング”/そるたー @salter7746

副業解禁によりフリーランス戦国時代と言われる昨今。生活を少しでも良くしたい、時間や場所にとらわれずノンストレスで自由に暮らしたい、マーケティングが上手くなりたいという方々。“ひとりマーケティング”で、これらすべてが手に入る準備を整えましょう。

なぜ今、マーケティングなのか

マーケティング = 売れる仕組みを作ること

そもそもなぜマーケティングを学ぶのかという話をする前に、マーケティングとは何かについてお伝えしていきたいと思います。みなさんマーケティングとは何かと聞かれたときに、ぱっと答えられますか。

マーケティングとは何か。
インターネットで検索すると、難しい言葉でいろいろと書かれていますが、ひと言でまとめると「売れる仕組みを作ること」です。

出版社を例に考えてみましょう。
出版社は、本を売りたいですよね。「本を売る」ということは、本を認知してもらい、興味や関心を持ってもらって、最終的に買ってもらうということです。この流れを仕組み化することを、マーケティングといいます。

Web広告の市場の拡大、副業解禁

そのマーケティングをなぜ今、学ぶべきなのか。
1つ目の理由は、マーケティング需要の大幅な拡大です。ITの発展や新型コロナウィルスの蔓延などいろいろな要因が重なって、Web・インターネット広告の市場規模はえげつない速さで拡大しています。最近では、インターネットの広告がテレビの広告を抜いて、今後も増え続けるだろうと言われています。市場規模はここ7年で2倍以上の伸びがあります。

このような状況からWebマーケティングのスキルを持つ人はどんな業界においても、のどから手が出るほど必要な人材になっています。僕も最初は個人にマーケティングを教えることから始めました。実績を重ねることで、今ではいろいろな企業や法人からマーケティング支援の依頼を受けるようになりました。

そして、2つ目の理由が副業解禁による参入者の増加です。働き方改革が推進されて、日本企業の約3割が副業を容認、労働者の4割が副業を実施するなど副業参入者が年々増加しています。

Web広告の市場の拡大と、副業解禁による参入者の増加が進む現在、同業者の中で埋もれずに生き残るためには、マーケティングを学び、売れる仕組みを作るべきなのです。

副業、フリーランス戦国時代を生き抜くために

このような背景から、マーケティングを学んでいないと自分を売り出す力がない状態になってしまいます。例えば動画編集のスキルを持っていても、ライバルのなかから自分を選んでもらえず、際限のない価値競争に巻き込まれ、スキルがあるのに安売りすることになってしまいます。
高額な費用を払ってセミナーを受けたり、スクールに通って動画編集スキルを身につけたりしても、なかなか活かすことができずに会社員やアルバイトに逆戻りする人が増えているのではないでしょうか。

副業戦国時代、そしてフリーランス戦国時代を生き抜くためには、専門的なスキルを身につけるとともに、マーケティング力を身につけること、すなわち、競合との差別化、自分だからこそ選ばれるという理由を作ることが必要不可欠となります。

集客が上手くいかない人の共通点

最近のSNSを見ていると「〇〇の講座を受講しました」とか「〇〇のスキルがあります」とプロフィールに書いている人が多いです。さらに、肩書きでは何をしている人か分からないのに「お仕事の依頼はDMで」と書いてあったりします。

今は情報過多の時代です。ほとんどの情報は読まれません。そもそも自分の事は知られていないし、信頼されていないという大前提を知ってください。自分にはスキルがあるからモノが売れる、商品が差別化できるから売れるとか、サポートがすごくいいから売れると思っていても、この大前提を理解していないと難しいでしょう。

例えばヒカキンさんがモノを売ったらポンと売れると思います。なぜなら、ヒカキンという人を多くの人が知っているからです。けれども、一般人が個人で稼ぐのは難しい。なぜならほとんどの人から知られていないからです。そこで、まずはいかに「自分を知ってもらって」「興味を持ってもらって」「信頼される」かがすごく大切になってきます。
それを今日は“ひとりマーケティング”の具体的なステップとして説明していきます。

“ひとりマーケティング”とは何か

何をしている人なのか?

誰もがスキルを身につけられる時代なので、何をやっている人なのか分からない人にわざわざお仕事の依頼をする人はいません。例えば「動画編集をやっています」とプロフィールに書いていても、実績も分からない、そもそも誰か分からない、という人には仕事の依頼はしたくないですよね。だから、まずは「何をしている人なのか」ということを明確にしていきましょう。

大切なことは「誰のどんな悩みを解決できるのか」「あなたにしかできないことは何か」ということを、あなた自身で認識することです。そして自分の強み、つまりコンセプトを売り込んでいくことが大事になります。とても初歩的なことに感じるかもしれませんが、多くの人が理解していてもできていないのが現状です。

このコンセプトがないと、お客さんの判断基準は「安いかどうか」の一択になります。なぜなら、自分に対するメリットがわからないからです。例えば動画編集を依頼しようと思ったときに、依頼主は自分の動画にメリットがあるかどうかで判断すると思います。しかし相手からのメリットが分からないと、安いかどうかの判断基準しかなくなってしまいます。そうすると依頼を受ける側は労働過多になったり、ただ頑張っているだけという事態になっていきます。

選ばれる理由を明確にする

それでは“ひとりマーケティング”とは何か?
ひと言でいうと「自分を知り、相手を知り、選ばれる理由を明確にして、好きな人とだけお仕事をすること」。これが“ひとりマーケティング”です。
個人でちゃんと稼いでいる人やインフルエンサーと呼ばれる人は、自分にどんな強みがあるのかなど、自分のことをよく知っているんですよね。まず自分のことを知らないと、自分を売り出せません。自分を知ることが第1段階です。自分を知ったら、相手はどういう人なのか、どこにいるのか知る。自分はこういうスキルを持っている、こういう強みがある、こういう価値提供ができると分かっても、それをきちんと必要としている人に届けないといけません。そして、相手を知ったら自分にしかない選ばれる理由を明確に相手に伝える。自分の強みを相手に理解してもらえたら、自分が仕事をしたい人とだけ仕事ができるようになります。
これが“ひとりマーケティング”なのです。

“ひとりマーケティング”ができると、自分の商品やサービスを必要とするお客さんを自分から選べるようになるので、自分の強みを最大限に発揮したうえでお客さんに価値を届けられます。多くの人のストレスの主な原因は人間関係だと思います。それをなくすためにも“ひとりマーケティング”を身につけましょう。

0から稼いでいくためのステップ

①自分の強みを知る(ブランディング)

「動画編集できます!」「プログラミングできます!」「〇〇の講座を卒業しました!」
これらは“特徴”であっても“強み”ではありません。「1億円稼いでいる人と会いました」という方もいますが、その人が本当にすごいのかどうかは分かりません。だから特徴はあまり書かなくてもいいと思います。例えば今日のセミナーにみなさん来てくれたからといって、「そるたーのセミナーに参加しました」とプロフィールに書いても、それはただの自己満足にすぎませんよね。

ですから、特徴ではなく強みを書いていかないといけない。強みは知らないと書けないので、まずは自己分析をしてもらいたいと思います。

以下の質問に自分で答えていくことで、自分も気づいていなかった強みに気づくことができます。それを踏まえて「競合他社と違う部分はどこか?」「“誰の” “どんな悩みを” “何を提供することで”解決するのか」を言語化します。これらを明確にしたうえで“1分”かけて自己紹介ができれば理想的です。

<例>そるたーの自己紹介
SNSを主に「集客から販売までの流れを“ひとり”で行う」をコンセプトとした“ひとりマーケティング”専門家として活動しています。副業解禁によるフリーランス戦国時代で「自分のサービスが選ばれない」という悩みを持っている人に対して「その人だからこそ選ばれる理由」」をあらゆる方面から作り、3カ月で集客に困らなくなる“ひとりマーケティングプログラム”を提供しています。

②自分のことを必要としてくれる人を探す

自分の強みに気づいたら次に、その強みを必要とする人をこちらから探します。つまり、お客さんの悩みの「リサーチ」と、どんなお客さんに向けて発信するかの「ターゲティング」を行うということです。ターゲティングで大事にすべきポイントが「小さな市場のNo.1を目指す」ということ。別の表現をするならば「お客さんの脳内に真っ先に思い浮かぶ存在」になることです。

「高級車」「ハンバーガーチェーン」「有名なバスケットボール選手」「○○といえばこれだよね」というような、どのテーマでも真っ先に頭の中に1番に思い浮かぶロゴ・写真があるはずです。これをWebビジネスに置き換えて考えます。「ブログといえば?」「プログラミングといえば?」「オンラインサロンといえば?」おそらく真っ先に思い浮かぶ人がいるはずです。

そるたーが「マーケティングできます!」と言ったり、少しスキルを身につけた副業参入者が「ブログできます!」「プログラミングできます!」と言ってしまうと、これらの人が競合として立ちはだかることになります。

圧倒的な知名度・実績を持つ彼らよりも先に頭に思い浮かべてもらうようになるには、“専門性”や“自分だけの強み”が必須です。

③肩書きを作る

自分にしかない魅力を感じてもらうには、そるたーの“ひとりマーケティング”のような自分にしかない肩書きを持つことが大切です。肩書きのネーミングのコツとして4つのコツがあります。

言葉ひとつで印象って変わります。Twitterで僕はよくプロフィールを見るのですが、「動画編集×マーケター」とか「動画編集者やってます」という人が多いのです。肩書きひとつで印象は変わると思うので、この4つを意識してやってみてもらいたいと思います。

④自分で発信をする(情報発信)

ターゲットとするお客さんが明確になり、自分だけの肩書きを持つことができたら、そのターゲットに向けた情報発信を行います。

Twitterは一緒に頑張る仲間が増えたり、オフ会などを通して仲良くなって仕事を紹介してもらいやすいと思います。InstagramはTwitterと違って拡散力が弱く、一緒に頑張れる仲間とつながりにくいのがデメリットなのかなと思います。

⑤自分だけのサービスを作る(コンセプトメイキング)

次はあなたの経験や発信に興味を持ってくれる人、共感してくれる人に対して提供できる“サービス”や“コンテンツ”を設計する段階です。

サービスやコンテンツを作る上で重要なポイントがコンセプトメイキングです。コンセプトとは何かというと「誰の、どんな悩みを、何を提供することで解決するのか?」をまとめたものです。これらを押さえた“コンセプト”が明確でないと、お客さんのニーズを満たし、継続的に収入を伸ばすことはできません。

⑥自分でお客さんを集める

自分だけのサービスやコンテンツができても、それを受け取ってくれるお客さんを集めることができなければ意味がありません。失敗する人がよくやる間違いが、最初から有料で販売しようとするということです。そもそも知らない人からモノを買おうと思いませんよね。ある程度の信頼ができたとしても「お金を払ってでも受け取りたい」と思ってくれる人はこの段階ではほぼいません。

まずは“無料モニター”としてサービスやコンテンツを受け取ってもらいましょう。無料であれば受け取ってもらいやすくなりますし、そこで得た口コミやフィードバックからサービスやコンテンツの質をさらに高めることができます。

⑦お客さんのわくわく度を高める

無料コンテンツを受け取ったお客さんの心の中には「え! 無料でこんなにもらっていいの?」というわくわく感が生まれます。この感情をさらに高めるために、なぜそのサービスが必要なのか、なぜ“今”それが必要なのか、受け取ったらどんな未来を手にできるのか、受け取らなかったらどんな未来が待っているのかを示します。これによって「今このサービスを受け取らないとヤバい」とか「将来良いことがある」とすぐに分かってもらわないといけません。サービスの必要性というのを示してあげましょう。お客さんを「興味はあるけどお金は払いたくない」という状態から「興味もあるし今すぐにでも買いたい」という状態に変えてあげることが大切です。

⑧自分でサービスを届ける(販売)

ここまで、自分だけの強みの発見、お客さんのリサーチ、情報発信、無料でのコンテンツ配布を行ってきました。ここまで取り組んで初めて、お客さんのなかに「この人から買ってみようかな」という感情が生まれます。

この段階でようやく有料での提案をします。セールスレターもしくは個別での無料相談というのが、販売の提案方法として王道です。慣れていない場合に販売の提案をするときは「個別での通話」がおすすめです。なぜならその人に本当に適しているのか、どんな未来を手にすることができるのか、1人1人の悩みに合わせた提案ができるようになるからです。

⑨実績をつける

それが終わると、実績をつけるというところです。“ひとり”で継続的にお客さんを獲得するには、どれだけの“売上”をあげたかよりも、どれだけの“実績”を積んだかが何倍も大事です。小さな実績の積み重ねが信頼を生み、信頼の積み重ねがあなたの価値を生み出します。あなたがひとりマーケティングを身につけて“継続的に”お客さんに選んでもらいたいのであれば、まずは安価でもいいので、多くの人に届けて実績を積むことを意識しましょう。

⑩口コミを起こす

“ひとり”でビジネスをしていくにあたって、口コミの存在は欠かせません。なぜなら口コミがあなたの価値を示す証明書の役割を果たすからです。みなさんもAmazonなどで商品を買うときに、参考にするのは商品レビューだと思います。まだ自分が使っていないものに対してお金を払うのはリスクが大きい。だから実際にお金を払った人の感想を聞きたいという人が多くいます。実際に使った人の口コミがあれば、自分が商品を買う判断材料になります。

あなたの「おすすめです!」の声はただの“押し売り”にしかなりませんが、実際に使った人の「おすすめです!」の声は、次のお客さんの購入を決める“後押し”となります。ですので「コンテンツを配布して終わり」「契約期間が終了して終わり」ではなく、あなたの価値がたくさんの人に伝わる“口コミ”までしてもらう工夫をしましょう。

オフラインでの繋がりを大切に

最後に、どんなビジネスも“人との信頼やつながり”があってこそ成り立ちます。僕はオンラインでビジネスを始めてから、たくさんの人に会いに行きました。オンラインでの活動が普及した今だからこそ、“オフラインでの繋がり”を大事にしてください
そこで得たものは一生あなたを支え続けてくれます。ひとりでマーケティングをすることは決して孤独にマーケティングをすることではありません。あなたも“ひとりマーケティング”を身につけて人生を充実させてください。

(画像提供:iStock.com/marchmeena29)


そるたーさんのイベント動画が視聴できます。
https://www.sanctuarybooks.jp/event_doga_shop/detail.html?id=185



そるたー

10代は社会のレールにしたがって普通の人生。大学一年生の時に焼肉屋のアルバイトをするも仕事がうまくいかずにこのままではやばいと気付く。そこからアルバイト以外で生きる方法を探しマーケティングに興味を持つ。2019年の一月から情報発信をはじめ7月から本格的にTwitter運用を始める。2020年の6月にフォロワー1万人達成。現在は個人法人向けのマーケティング支援を行い大学卒業後は独立予定。