新刊のコラム

アフターコロナを見据えた、快適でおしゃれな部屋づくりのための「あか抜け部屋のルール」

新型コロナの外出自粛の影響で、ここ最近はいつもより自宅で過ごす時間が長いですよね。
出社せずにオンラインで会議したり、動画をたくさん見たり、いつもより自炊したり。
部屋をキレイにしたくてモノを捨てたり、インテリアを購入したりした方もいるかもしれません。「でも、イマイチ部屋があか抜けない…」という悩みはありませんか?

賃貸でも狭くても子どもがいても、ルールを知れば「センスのいい部屋」は作れる

自宅にいる時間が長い今日この頃。今までは気分転換をしたければカフェに行けばよかったけど、今はほとんど営業していません。自粛が明けてもしばらくは自宅での作業が続きそうですし、根本的に自宅中心のワークスタイルが中心となる世界観もあり得そうです。
そうなると自宅を快適にしたいと思うもの。
私も例外ではなく、いらないものを捨てたり、本棚を買ったりしました。家は多少スッキリしましたが、なんとなくイマイチな感じです。

インテリアの参考にしようと、インテリア雑誌を買っても、わが家との違いを感じるばかり。
「インテリアのセンス、ないしなぁ…」
「賃貸で、家が狭いしなぁ…」

そんなボヤキと共に、こんなものかと諦めかけたところに、ちょっと気になる本と出会いました。それは、「今あるもので「あか抜けた」部屋になる。」という本。

この本によれば、センスのいい部屋にするのは難しい以下のような条件の部屋でも、あか抜けた部屋は作れるのだそう。
・部屋がせまい
・賃貸なので、大掛かりな模様替えはできない
・お金をかけたくない
・子どもがいる、ペットがいる
ちなみに、私、これ全部に当てはまります…。

「あか抜けた部屋を作るためにはセンスは必要ない。ルールを知っておけばいい」という言葉を見た私は、さらに本をめくり始めました。

まずは、「あか抜けた部屋」に必要な条件を知る

あか抜けた部屋に必要な要素は、「見るべきものが明確なこと」。
リビングに入ったときに、座り心地のいいソファや観葉植物が目に入るなど、どこに視線を集めたいかがハッキリしていることが重要です。
そして、視線を集めるためには、やみくもに家具や装飾を配置せず、目線を意識して配置することが大事なのだそう。

あか抜けた部屋にするためのルール

「今あるもので「あか抜けた」部屋になる。」では、20のルールが紹介されています。
その中から、私がすぐに取り入れられそうだと思った7つに絞って紹介します。

・入口の対角線上に何があるかで、部屋の印象は決まる
人は空間に入ったときに、無意識に一番遠い場所(入口の対角線)に視線を向ける習性があうそう。そのため、対角線上にあるもので、その部屋の印象が決まります。
置いておくといいものの候補は、大きめの観葉植物やソファとクッション、絵や写真。
ちなみに、私の部屋を確認したところ、入り口の対角線上にはハンガーラックがあります。道理でゴチャッとした印象になっているわけですね。

・本棚をインテリアとして考える
わが家の荷物で一番多いのは本です。おそらく300冊くらいはあるでしょうか。
本が多い人は、それを逆手にとって本棚をインテリアにするのがおすすめだそう。
本をサイズごとに分け、背表紙が派手すぎるものはカバーをとると、スッキリした印象になります。冊数が少ない棚は、ブックエンドを使ったり、空いたスペースに小さな観葉植物や雑貨を置いたりするといいそう。
このアイデアはぜひ取り入れたいので、まずは本の冊数をもう少し減らしたいと思います。

・ベッドに布を一枚かけると生活感が消え、よそゆきになる
ベッドや布団があると、どうしても生活感が出てしまいますよね。
そんなときは、掛布団の上に大きな布をかけるといいそう。シーツやカバーは白や茶色などのシンプルなものにして、ベッドカバーで柄や色を取り入れると寝室が華やかになる。
お店の休業が終わったら、気に入る布を探してみようと思います。

・照明を増やし、壁をてらすか、床に置く
ひとつの部屋に照明が複数あると、シーンによって使い分けができます。
テレビを見るときには天井灯だけをつけたり、夜になったら天井灯を消してクリップライトだけを照らしたり。
ふたつめの照明は、壁を照らしたり床に置いたりすると間接照明になり、落ち着いた雰囲気の部屋になります。

・おもちゃはおしゃれに格納する
お子さんがいるご家庭は、どうしてもおもちゃなどが多くなり、ゴチャゴチャした印象の部屋になってしまいがちですよね。
そんな部屋の場合は、大きなおもちゃ、カラフルなおもちゃ、ゴチャゴチャしたおもちゃを隠すとスッキリします。
大中小のボックスを用意し、大きさに合わせておもちゃをしまいます。
このときに、カラフルなプラスチックケースを利用せず、布製やラタンのかごなどにすると悪目立ちせず、スッキリとした印象になるそうです。

・ペット用グッズは死角にまとめる
ペットを飼っていると、ゲージ、トイレ、フード置き場などさまざまなグッズがありますよね。
わが家もうさぎがいて、狭いリビングに陣取っていますので、なかなか難しいです。
ペットグッズは部屋の対角線上においてあるとゴチャゴチャした印象になるので、なるべく死角に置くといいそうです。

・お金をかけるなら、カーテン・照明・小物
今、家にある家具などの配置を変えるだけでも、あか抜けた部屋にできますが、部屋を整えていくと、アイテムを買い足したくなる人がいるかもしれません。
そんなときに優先的にお金をかけたいのは、カーテン・照明・小物。
実は、ソファやダイニングテーブル、椅子はそこまでお金をかけなくても大丈夫というのが意外でした。

・カーテン
窓のサイズにぴったり合ったものを使いましょう。サイズが合っていないと部屋全体がだらしない印象になってしまう。
・照明
ペンダントライトやテーブルライト、フロアライトなどを加えて、一つの部屋に複数の照明があるように
・小物
小物とは、写真立て、置物、クッション、観葉植物、絵や花瓶など。すべてにお金をかけると大変です。ちょっとした小物をひとつ買ったら、それに合う手ごろな小物をひとつ足すという感じで

「とはいえ、どこから手をつけたらいいかわからない」という方は、比較的空間を作りやすい玄関から始めるのがおすすめだそう。
さっそく、私も玄関のインテリアを変えてみたら、そこはスッキリとした印象になりました。徐々にほかの部屋にも取り入れていきます。
新型コロナウイルスの拡大は少し落ち着いてきたようなので、今後外に出られる時間はもう少し増えていきそうです。でも、どんなどきでもセンスのいい部屋で暮らせたら、きっと気分がいいはず。自宅を整えることは、いい習慣として残していきたいなと思います。

(文:CafuneBooks 池野 花)

(画像提供:iStock.com/ozok/Elena Sharipova)


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