1年で月収1000万円を突破した中学生が考える、現代の稼ぎ方/キメラゴン@kimeragon01

中学2年の冬に稼ぐためのブログを書き始め、1年後に月収1000万円を突破。そんなスーパー中学生・キメラゴンが考える現代の稼ぎ方とは? 参加者からの質問や公開Twitterコンサルも交えながら、最近の学生ビジネス事情や自身の展望について語ります。

最近の学生ビジネス事情

学生が稼ぐハードルは高くなっている

僕は現在、中学3年生。学校には行っていませんが、ブログ、有料note販売、講演などで月収1000万円以上を稼いでいます。

こう言うと最初から成功していたように聞こえるかもしれませんが、2019年12月にヤフートピックスに載ってバズるまでの約1年間は、試行錯誤の繰り返しでした。決して才能があるタイプのプレイヤーではありません。当時は、わずか1〜2か月でアフィリエイト月収3万円を稼いだ同じ学年のブロガーなど、僕よりすごい人がたくさんいましたから。

学生の場合、最初の数か月間は稼ぐハードルがとても高い。1年を通して毎日5時間ずつ時間を費やせば月収10万円を超えることは十分可能ですが、1年間続けられる人はあまりいません。プロのコンサルやブロガーにお金を払ってコツを教えてもらえればいいのですが、大体の人は具体的になにをがんばればいいかもわからず書き始め、結果が出ずにやめてしまうんです。

僕が始めた頃と比べ今の時代感は変わってきています。僕は開始3か月で150記事くらい書きましたが全然伸びず苦労しました。ですが今は当時よりSEOは厳しくなってきているし、動画市場だって飽和してきているので、これからやる人はもっとシビアだと思います。僕の時代は、学生の場合「アドセンス通過できた!」「初めて収益が発生した!」で十分すごいことでしたが、今は「月10万円稼いだ!」くらいでないとすごいと言われない時代。ハードルが高くなっていて、それだけ個人で跳ねるのが難しくなってきているので、自分の肩書きを強く意識したうえで本気で始める必要があります。

 

プラットフォームに頼らない稼ぎ方を

また、プラットフォームだけに頼る稼ぎ方もリスキー。僕のメインの収入源は有料noteとBrainで、今の学生の収入源も多くはnoteだと思います。1000円のnoteを100部売れば10万円になりますから、比較的容易なハードルなんですね。Brainよりnoteのほうが先発なのでクレジットカード登録している人が多く、気軽に買ってもらいやすいため、Brainに比べれば今は稼ぎやすいかもしれません。

ただ、有料noteは未成年が稼ぎにくくなる恐れがあります(※)。Brainもコンテンツ内容の審査が導入される可能性があり、そうなると半端なコンテンツは売れなくなります。noteとBrainにコンテンツを掲載しておくことは大前提として、プラットフォームに頼らない稼ぎ方も模索しなければいけません。クリエイターならクライアントからの受注などです。僕のようにインフルエンスで稼ぐ人も、自分自身で稼げるようになるべき。僕がやろうとしていることは後ほどお話しします。

※2020年3月17日より、未成年者による有料記事販売は親権者の同意が必要になりました。

 

キメラゴンのビジネス戦略と価値観

ここからは、みなさんのご質問に答えながら話を進めていこうと思います。

Q. 以前TwitterでMacBook Proプレゼント企画をやっていたが、フォロワー増加やこれから稼ぎたい人を応援するという目的のほかに裏の戦略はある?

当時、仲間3人でオンラインサロンをつくろうとしていて、そのために市場を温めるという意味もありました。結局、プレゼント企画で満足してしまってまだ開けていないのですが…(笑)。

今、考えているのは、情報発信で稼ぐためのノウハウを得られるオンラインスクール(※)。これが、僕がプラットフォーム以外でマネタイズを図るための計画のひとつで、初級編から応用編までを動画と文章で解説していく予定です。稼ぎたい学生はもちろん、実際に稼がなくても今から学んでおくことが後の仕事で役立つと思います。
※現在は「インフルエンサークエスト」として開講。

Q. 今後YouTubeにも力を入れていくとのことだが、どんなプランを考えている?

週に最低2〜3本、月2回はほかのインフルエンサーなどと対談する動画をアップしていきたいです。今年の目標登録者数は20万人。現在は2万人ちょっとですが、僕の「月収1000万円以上の中学生」という濃いキャラクターがあれば行けると踏んでいます。YouTubeだけだとコスパがよくないので、あとはそこからほかの収益にどうつなげるかですね。

Q. 有料noteの価格を段階的に上げたのはどういう戦略?

最初の980円が安すぎたし、最初に買ってくれた人は実際に成果が出てきていたので、その分の失った利益を取り戻そうとしたのが正直なところです。「残り100部が完売したら値上げします」というやり方をしたのですが、これは「いつか買おうと思ってとりあえずキープしている」層に響きます。定員や期間の明示、あとは「自分なら100部はすぐに売れる」と思える信頼感があればとても有効な方法です。

Q. 不登校のイメージがついているが、高校進学を決めるなど手堅く人生を進もうとしている部分もある?

高校に進学して、どれだけ失敗したり、収益がなくなったりしても大丈夫な3年間をつくることで、逆にどれだけ収益を安定させられるか勝負したいと思っています。また、高校卒業後に目指している大学があり、学歴を持つことでツッコミどころをなくしたいという思いもあります。

スキルがあるなら、もしくは市場に出て価値のある人間になれるなら、不登校でもいい。ただ、学校に行かないなら1日中働かなきゃダメですよね。だからやりきれる人じゃないとダメだと思います。一方で高卒なら引き取ってくれる会社も多いと思うので、その人に合う道を選ぶべき。

Q. すでに一般的な大人以上の生活力があるが、それでもチャレンジし続ける理由は?

「お金に困らない生活」の定義の問題だと思います。僕はほしいものは全部買いたいし、家も広いほうがいいし、将来自分の子どもには我慢させたくない。お金はあるに越したことがないと考えるタイプです。また、僕には趣味がないので、お金を稼ぐことをやめるとすることがなくなってしまう(笑)。

そもそも僕がこういう生き方をするようになったのは、ネットで稼いで自由に生きている人の存在を知って「これだ」と思ったから。大抵の中学生は目標といっても「勉強していい企業に入る」「医者になる」くらいで、それは自分自身の幸せではなく、一般的に「エリート」「幸せ」と呼ばれるものをなぞっているだけ。

日本の今の教育では自分の考えは生まれないし、関わる人すら自分で選べない環境なので「人間関係構築を諦める」勉強しかできない。だからそもそも自分で稼いで自由に生きたい人は、学校以外の場で学ぶべきだと個人的には思います。

公開Twitterコンサル

(1)障がいをもつAさんの場合

Twitterを始めて1年3か月くらい。元々は上京して環境が変わったため、居場所づくりや人間関係構築のために始めた。しかし思った以上に居場所をつくることができたので、アカウントの目標を見失っている。このほかにブロガーとカメラマンとしてのアカウントも開設しようと考えている。

そもそもTwitterはその人の生き様に惹かれてフォローするもの。ジャンル別にアカウントを立てるのではなく、「障がい」「ブログ」「カメラマン」というAさんの生き様をひとつのアカウントで発信したほうがいいです。

たとえばプロフィールは、①障がいをもっている、②ブログを始めた経緯や障がいを抱えるようになった経緯、③障がいについての理解を深められる発信をしていく、といったようにストーリー立てて作成すると、Aさんという人間への関心を高められると思います。

 

(2)ツイートが下手なBさんの場合

ツイートが下手だとよくキメラゴンさんにいじられる。現在4000フォロワーくらいだが、今後もっと伸ばしていきたい。

ツイートが下手だけど伸びる人と、下手だから伸びない人がいます。Bさんは前者のタイプで、クセのある感じが僕は好き。時事ネタを自然に入れられるのも伸びる秘訣だと思います。

ただ、アイコンとヘッダー(フリー素材)は変えるべき。お金がかかってもカメラマンさんやデザイナーさんにお願いして、アカウントのテーマを表現するオリジナルティのあるものにしましょう。特にアイコンは自分の実写にすべきです。そこさえクリアすればフォロワー1万人くらいは行くのでは?

 

(3)中学生ダンサーCさんの場合

幼い頃からやっているダンスの楽しさを伝えたい。

僕のように知識を発信する系の人はツイートだけでも伸ばせますが、ダンサーなら動画のクオリティを上げることが重要。Twitterは、伸びていないうちは「おもしろいかどうか」がポイントになるので、おもしろい動画と純粋にすごい動画を組み合わせて週1回でもいいからYouTubeにアップして発信し続けていけば、フォロワー2000〜3000人は行くと思います。

ブロガーを目指す人を対象にしたアカウントなら、「ブログの始め方」などハウツー系のツイートが有益ですが、Cさんのように人の興味を引く系のアカウントの場合は、コンテンツをいかにたくさんつくれるかが重要になってきます。

 

(4)中学生クリエイターのDさんの場合

自分が制作したコンテンツのPRや、仕事の受注拡大のためにTwitterを使っている。バズるテクニックなどを駆使した、型にはめたツイートをすれば確かに伸びるが、それだと自分を殺してしまっている気がして悩んでいる。

「中学生クリエイター」というブランディングを図って仕事をとるなら、自分はある程度殺さなくてはダメ。殺さないでいいのは趣味でやっている人だけです。Twitterはネット上のプロレスのようなもので、見ている側にとって「おもしろい自分」でいられるかが大切。

たとえば、クリエイターになるにはなにから始めるべきかとか、最初の頃の作品と最近の作品の比較とか、「クリエイティブにすごい熱量で取り組む中学生」というブランディングに「ユーモア」「人間味」が加わったツイートができれば、注目度はぐっと上がると思います。

僕もよく「なぜそんなに毒舌なのか」と聞かれますが、なぜなら尖らない中学生のほうが多いから。ほかの人と差別化を図らなければいけないからです。僕も全部のツイートが尖っているわけではないし、尖っていない素の自分がたまには出てもいい。リアルで会った人に「嫌な奴」と言われたことはないので、あくまでもTwitter上のキャラクターとしてブランディングしていくといいと思います。

(画像提供:iStock.com/taka4332)

このレポートの内容を完全版の動画で見たい方はこちら
https://note.com/sanctuary_event/n/n9c873a4ac34f


キメラゴン

中学2年生まで普通の中学生
中学2年の冬にネットビジネスをスタート
紆余曲折あり、一年後の現在、月収が1000万を超える

Twitter:https://twitter.com/kimeragon01