フリーランスが自由になる為に読んでおきたいオススメ本

フリーランスになると、すべて自己管理・自己責任になりますが、会社に所属していては決して得られない「自由」を手に入れることができます。そのフリーランスの強みである「自由」を有効に活用するために、読んでおいてほしいオススメ本を4冊紹介します。

年間200冊以上読書をし、3000冊以上本を読んできた読書大好きブロガーの金釘誠です。
23歳まで全く本を読みませんでしたが、「本の読み方」の勉強をしてから、一気に本が大好きになりました。

本をたくさん読むようになって、私は確信していることがあります。
「読書で人生は変わります。」

今回は、特定の会社や組織に所属せず、仕事に応じて自由に契約したり、自らの技能でサービスを提供したりする個人で活動するフリーランスに注目します。

フリーランスになると会社員では考えられなかった「自由」が手に入ります。この「自由」はフリーランスの大きな武器であり、魅力でもあります。

とはいえ、いきなりフリーランスになるのは大きなリスクです。しっかりと準備をする必要があり、私の中で一番コストパフォーマンスが高い準備方法が書籍で知識を付けることだと考えています。

本記事では効率的にフリーランスという働き方を学べる4冊の本をご紹介します。

場所から自由になる

著者の本田直之・四角大輔の二人の「会社員」から「モバイルボヘアン」となった具体的なノウハウや思考法が、書かれた本が「モバイルボヘミアン」本田直之(著)・四角大輔(著)です。

モバイルボヘミアンとは、仕事のために生きるのではなく、自分の好きなことをライフスタイルの中心に捉えながら、旅するように働き、暮らす、自由な生き方のこと。

住む場所を決める基準は、「職場に通いやすいところ」が常識でした。
住む場所が「職場」によって固定されるということは、生きる環境が職場によって決まってしまいます。

人は住む環境に、大きな影響を受けます。
その環境が、「仕事」によって選択が制限されているということは、生き方も自分の知らないうちに制限されてしまっているということです。

しかし、今はスマートフォンやノートパソコンなどのモバイルテクノロジーの発展により、会社に行かなくても仕事ができるようになりました。
モバイルテクノロジーを使えば住む場所を決める基準は、もはや「仕事」ではなくなりました。

iPhoneやMacbookひとつあれば、世界中どこにいても「仕事」ができるのです。
旅をしながらでも仕事ができるようになり、仕事とプライベートの垣根がなくなる働き方も可能です。

会社という「場所」に固定されることなく、自分の好きな場所で働くことで、自分の好きな環境に自分を置く働き方ができるのです。

組織から自由になる

インターネットの普及により、コミュニティの価値観が変化しつつあります。
新しいコミュニティの価値観について書かれた本が、「WE ARE LONELY,BUT NOT ALONE.」佐渡島庸平(著)です。

インターネットによって孤独感が深まるから、コミュニティが必要なのではない。既存のコミュニュティが、現代に対応できなくなってきているから、コミュニティをアップデートしなくてはいけないのだ。

人は生まれた時からなんらかのコミュニティに所属しています。
家族、ご近所、学校、部活、アルバイト、仕事……。

人はみんなと同じコミュニティにいることを「安心」と思いがちです。
ひと昔前までは、学校を卒業し、就職し、家を買い、定年まで働けばそれで人生を終えることができました。

所属するコミュニティも自分で「選ぶ」ということを意識しなくても、常に何らかのコミュニティに自動的に所属していて、みんなと同じように所属していれば「安心」でした。

フリーランスとなるということは、その所属している会社や団体から離れ「自由」になることです。
そして、同時に「安心」を手放すことでもあるのです。

時代は変わりました。

戦後の右肩上がりの経済成長を終え、上場企業でさえ簡単につぶれてしまう時代となりました。
時代の変化のスピードがますます激しくなり、「変化」しないことの方が今はリスクです。

大企業に勤めていれば「安心」と思っている人が、未だに世の中には多いです。
そこに「安心」があったのは過去の話です。今も「安心」と思っている人は、時代の変化に気がつかずに「安心」と思い込んでいるだけで、リスクを知らなかったり、リスクと向き合おうとしない人たちです。

「安心」なのは、大企業だろうが個人であろうが、どんな状況でも時代の変化に対応できる能力をもつことが本当の「安心」ではないでしょうか。

今は、ネットやSNSの普及により、個人の情報発信でも大きな影響力を持てるようになりました。
自分がメディアとなり、コミュニティをつくり、自らのファンをつくり信用を勝ち取っていけば、仕事にも人脈にもお金にもつながっていきます。

従来のコミュニティの形が、社会の変化によって、新しいコミュニティの形へと変化しています。
学校や会社などのコミュニティとは違った、新しいコミュニティの形を学ぶことは、フリーランスとして生きて行くためのヒントになるはずです。

時間から自由になる

フリーランスになって難しいことのひとつが、時間管理です。
学校や会社では、時間は他人に管理してもらっていました。
時間の管理について、考えなくても済んでいたのです。

しかし、フリーランスになると、時間管理もすべて自分で行わなければいけません。

時間は、誰しも平等に1日24時間与えられています。

ガムシャラに働けば良いという訳ではありません。

日本人は勤勉、優秀といわれますが、日本の労働生産性は極めて低いです。
2016年の統計によると、日本の労働生産性は、OECD加盟国34カ国中第22位です。
主要先進7カ国では1994年から22年連続で最下位となっています。つまり、先進国でダントツ最下位の労働生産性なのです。

仕事を頑張るのはいいのですが、ただ根性だけで必死に頑張っても、集中力が下がっていき、効率の悪い長時間労働になってしまいます。

時間の使い方で人生は変わります。それを教えてくれる本が「神・時間術」樺沢紫苑(著)です。

自分の趣味の時間、楽しむ時間、家族と過ごす時間を大切にし、「リフレッシュ」を意識する。完全回復して、睡眠をきちんととって、定期的に運動する。それによって脳のパフォーマンスは最大まで高まります。

効率よく時間を使い、時間に追われる生き方ではなく、時間の主導権を自分が握り、自分の時間を生きるのです。
それが、自分らしく生きるということです。

時間の使い方とは、つまり「命」の使い方です。
あなたは「命」をどのように使っていきますか。

お金から自由になる

お金に関しては、「どのように稼いでいくか」に意識が向きがちですが、忘れてはいけないものがあります。
それは「税金」です。

会社に勤めている時は、会社が勝手に税金を計算してくれて、勝手に税金を納税してくれていました。
そのため、税金についてあまり深く考えることはありませんでした。

フリーランスになれば、税金は自分で管理しなければいけません。

税金は学校でも会社でも教えてくれませんので、知らないのです。
「知らない」から不安なのです。

その不安を解消してくれるオススメの本が、
「お金のこと何もわからないままフリーランスになっちゃいましたが税金で損しない方法を教えてください!」大河内薫 (著), 若林杏樹 (イラスト)です。

税金のことが書かれた本は難しく感じてしまうものが多く、読み続けることが苦しくなりがちです。
この本は、税金の知識がない方でも読みやすいようにマンガで書かれており、税金の基礎の基礎が学べます。

税金を知り、払うべき税をきちんと支払うことが「信頼」につながります。
また、税金をきっちり学べば節税にもつながります。

お金にとらわれず生活していく為には、稼いで増やすことと同時に、「税金」も知っておかなければ、「お金」から自由になることはできません。
「お金」を知っておく為にもきっちり税金のことは勉強しておきましょう。

フリーランスという生き方

時間も場所も自由に働くことができるフリーランスという選択は、世間でいう「安心」をすて、すべて自己責任で生きることです。
「自由」を獲得するとは、同時に「責任」も発生するのです。

「自由」だけしか見ようとせず、不安や心配に思っていることに向き合わずに「エイヤー」でフリーランスの世界に飛び込んでしまうことは危険です。それは「勇気がある行動」ではなく、単なる「無謀」です。

フリーランスになって成功されている方は、「自由」になったところばかりに注目されますが、「自由」になる前には地道な膨大な努力を積み重ねてきています。
私はそこに「 フリーランスで成功するヒント」があると思っています。

人は輝かしい明るいところばかりに目がいってしまいますが、実は向き合いたくないところにキッチリ向き合い努力した人だけが成功されています。

「不安」なことはそのままにせず、きっちり向き合うことです。
まずは、きっちりその「不安」を知ることからスタートです。
その為に、読書はひとつの手段として私はオススメします。

私も不安なことがたくさんあります。まずは何が不安なのか知る為にも「知ろう」と本を開きます。
本を開き、不安を知り、自分を知るのです。
次に大切なことは「行動」です。行動しなければわからないことも多いです。

行動が、知識を知恵に変えます。知識は行動の前に準備しておくことができます、それが読書です。

今回紹介させていただいた本が、あなたのフリーランスとして自分らしく生きる為のキッカケのひとつとなれば幸いです。
(執筆:金釘 誠)

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