蟹座が壁にぶつかったときの対処法

近年はコロナウイルスの影響などもあり、日常のなかにもさまざまな変化が起こりました。
仕事や学校、人間関係のあり方が大きく変わった蟹座の方も多いのではないでしょうか。
人に優しい蟹座は自分のことより周りを優先してしまって、自分の悩みは後回しにしてしまいがち。
蟹座の特徴を活かして、悩んだときや壁にぶつかったときにどう行動するかを知っておくことが大切です。

この記事では、大人気占い師・鏡リュウジ著書の『優しさをつらぬけ　蟹座の君へ贈る言葉』より、蟹座が壁にぶつかったときの対処法を解説していきます。
悩んだときの対処法を知っておくことで、また躓いたとしても、何度でも立ち上がれるでしょう。

蟹座は実は臆病な星座って本当？

蟹座の方は優しく細やかな気遣いができるので、人から慕われ、高い評価を得るリーダーになれます。
その反面、実は臆病な星座としても知られる蟹座。
自分が知らない未知の世界に飛び込んでいくのが怖くて、蟹のように自分の甲羅に閉じこもってしまうのです。

そのため、何かを選択するときはいつも馴染みのあるものを選びがちな一面も。
例えば、このような経験はありませんか。
お気に入りのレストランではいつも同じメニューを頼んだり、カラオケで歌うのは決まって同じバラード曲だったり。

蟹座はテリトリー意識が強いので、無意識に慣れ親しんだほうを選びます。
逆に初めて見るもの、馴染みがないことに直面したとき、どうしても苦手意識が生まれてきてしまうのです。

臆病とはいわれても、本来は大きなエネルギーと行動力で満ち溢れている蟹座。
ベストなタイミングと機会が訪れるまで待っていては、あなたの貴重な時間が過ぎていくばかりです。
少しの勇気を振り絞って、甲羅の外に出て、未知の世界に飛び込んでみてはいかがでしょう。

悩める蟹座を救うのは「過去」

一般的に何かプロジェクトを進めたり、問題を解決したりするときは、現状の分析やこれからどう変化するかの「いま」や「未来」のことを考えます。

しかし、蟹座のあなたがもし悩んでいるなら「過去」を振り返ってみることで、解決の糸口が見えてくるはず。
蟹座を救うのは昔の思い出や、過去からのつながりです。

あなたがいま学生で進路に悩んでいるなら、幼少期や中学・高校生のときに憧れ、なりたいと思っていた職業を思い出してみる。
仕事でやりがいが感じられず思い悩んでいるなら、その仕事をどんな思いで始めたのか、どんなことを成し遂げたかったのかを振り返ってみる。
恋人関係が上手くいっていないなら、初めて会ったときその人のどの部分に惹かれたのか、一緒に生きていきたいと思った出来事は何かを改めて思い起こしてみる。

過去にあなたの感情が大きく動いたことが、本当に大切にしていることです。
蟹座のあなたは原点を知ったとき、これからどういう道を進むべきか、どんな自分になりたいかも見えてきます。
もし自分ではなかなか記憶が思い出せないというときは、家族や友達に聞いてみるのもいいでしょう。
心の奥深くで大切にしていた過去の思い出が、未来のあなたの道を示してくれるはずです。

蟹座が成長するカギは？

慣れ親しんだほうを選びがちな蟹座は、5回に1回「いつもの逆」を選んでみてはいかがでしょう。
蟹座のあなたが成長するために必要なのは、新しい経験です。
まだ行ったことがないカフェ。いままで着てこなかったジャンルの服。観たことがない映画。いつもは食べないレストランのメニュー。

選ぶものを全部を逆にする必要はありません。
5回に1回だけ「いつもの自分だったら選ばなかった」というほうを選んでみることで、新しい発見や気づきが得られることでしょう。

そして「いつもの逆」を繰り返せば、自分の知らない世界に踏み込むことに抵抗感がなくなって、いつか来るチャレンジングな選択もできるようになります。

まとめ

蟹座は、過去やつながりを大切にする星座です。
もしいま悩んでいることがあるなら、過去の思い出から自分の感情が大きく昂ぶった経験を思い出すことで、自分の本心を客観視できることでしょう。

そして悩みを解決してもっと成長したいと思ったら、甲羅のなかに閉じこもるのではなく、新しい経験をしてみてください。

蟹座に必要なのは、知らないことに挑戦する勇気と経験です。
未知の世界に踏み込めたとき、新しい発見や気づきが生まれ、蟹座のあなたはいまよりもっと成長できるはずです。

シリーズ累計70万部超えの大ヒットを生んだ「12星座の君へ」シリーズから、待望の蟹座が発売されました。
「なかなか新しいことに挑戦できない」「悩みを解決する方法が知りたい」と思われている蟹座の方もいるでしょう。
もしいま仕事や学校、人生で悩んでいるなら『優しさをつらぬけ　蟹座の君へ贈る言葉』を読んでみてください。
あなたの特徴を当てることが目的ではなく「その先どうすればいいのか」ということが、わかりやすく書かれています。
この本を読むと、悩みや不安の解決への糸口がきっと見つかることでしょう。