ディズニーを生活の一部にする幸せをあなたに。
歴16年の最強Dヲタ・みっこさんが、東京ディズニーリゾートと言う「沼」の魅力を語り尽くします。
たくさんの魅力が広がる東京ディズニーリゾート。様々なコンテンツをじっくり楽しむためには、「おひとりさまディズニー」がオススメと言うことをこれまでもお伝えしてきました。
ただ、もちろんそれはそうなのですが、やっぱりパークでの感動や感激は仲間や友達と分かち合いたいもの…と言う面もありますよね。
そんな中、今回は「おひとりさまディズニー」でありながらも、お友達を作る方法等について考えてみたいと思います。
目次
お一人様なのに友達を作りたい?
前述の通り、基本的にはおひとりさまなのに、それでも友達を作りたいと言うのは、なんだかちょっと矛盾してるような気がしてしまいますよね。
パークでのショーやアトラクションなどの他、様々な発見や感動はひとりで楽しむのも良いですが、「誰かと分かち合うこと」でその幸せも倍増する時もあります。
ただ、なかなかそう簡単におひとりさまから友達を作るのは難しい…そう感じますよね。
しかし、逆に「おひとりさまだからこそお友達を作りやすい環境である」とも言える理由もあります。さて、それは一体どういうことなのでしょうか?
「おひとりさま」は「おひとりさま」を見つけやすい
実は、長らくひとりでパークに通っている方は、その方法はなんとなくわかっていると思います。
ディズニーリゾートでは、ショーやパレードなどを待つために、一般の人が想像するよりもかなり早くから場所取りをする方がいます。
一般的なレギュラーショーやパレードでも、早い人は3〜4時間前、期間限定や人気のエンターテイメント、または新しく始まるショーなどでは、パークが開園してから、すぐに場所取りをするのも珍しい事ではありません。
それぐらい大きな魅力があるショーやパレード。まず、それらを待っている方と、「その楽しさだけでなく、大変さも共有する」と言うことが一番簡単な方法といえます。
早くから待つ人はそれだけ「愛が深い人」
現在はコロナウィルス感染予防の観点から、パレードやショーなどは、短縮版や簡易版で行われていることが多くなっています。
しかし、通常時は例えばディズニーランドのパレードでは、停止バージョンがある場合、毎回キャラクターの停止する位置は決まっています。
もちろんパレード全体を楽しみにしている方もいますが、その中で「特定のキャラクターだけを非常に好む人」もたくさんいます。
やはり多いのはミッキーマウス好きのマニア。濃いマニアの中では「ミキヲタ(ミッキーオタク)」と言われます。
こうした方は「パレードは最前列ならどこでもいい」と言うわけではなく、一番ミッキーがこちら、又は正面を向きやすい、更にはファンサービスをしてもらいやすい位置を熟知しています。
そのため、パレードなどの開始よりかなり早い時間に既に場所取りをしている方は、そうした特定のキャラクター、(ダンサーである場合もあります)に注目している方がほとんどです。
自分にお目当ての「推し」のキャラクターがいる場合は、その停止位置にいる方の近くで場所取りをするのも良い方法と言えます。
おひとりさまは「制約も多い」を共有
そんな方は、ひとりでいる以上、トイレや食事などに困る事があります。まずはそうした部分をきっかけに、荷物を見てて欲しいなど、自分もお願いしたり、されたり…言う形で、そうした「困りやすい部分を共有する」と言う方法が効果的です。
例えば、自分が行きたい時や他の方が行きたそうにしている場合、気軽に声をかけてあげて、「荷物を見ていましょうか?」と言ってあげたり、逆に「申し訳ないですが、荷物を見ていて欲しいのですが…」…という方法もあります。
そうした会話をきっかけに、話題も振りやすいですし、仲良くなりやすい特徴もあります。
持ち物で誰のファンなのかを判断
しかし、待っている人が「何を目的」にしているのか、又は誰のファンなのかわからない…と言う場合もあります。
そんな時は、持ち物等で判断するのもひとつの方法。おひとりさまに慣れている方は、それなりの装備も整えてきています。
それらの荷物のキャラクターを見たり、関連したグッズや、ぬいば(ぬいぐるみバッヂの事)を見て、概ねの趣味や推しキャラを探る…というのも効果的です、
友達を求めていない場合もあるので注意
そうした境遇にある方は、同じ目的のためにそこにいる事が多いので、同じ境遇で仲良くなりやすい特徴があります。
しかし、逆に言うと、ひとりでじっくり楽しみたい、誰にも邪魔されたくない…と思ってる場合もあります。声をかけた時の反応などで読み取る必要があります。
ただ、ひとりの場合、前述したように物理的に困ることが多いので、その辺は気にしてあげるといいと思います。
現地で友達を作るより、事前に仲良くなる
現在ではほとんどの方がやっているTwitter。特にパーク関連情報は公式サイトなどよりも、圧倒的に早く正確な情報を手に入れられることもあります。
そんな多くの方が使っているTwitterですが、ディズニーパークで友達を作りたい場合、こちらを有効活用するのが効果的です。
もちろん、いきなり「友達になってください!」とお目当ての方にリプライするのではなく、自分の趣味や、来園頻度、その傾向やその人の「推し」などを、Twitterを日頃からよく見てチェックしておくことが大切です。
気になる方を普段からある程度ピックアップしておき、やりとりをした上で、仲良くなってから現地で会う…と言う方法はお互いの警戒心も薄く、会いやすい方法といえます。
しかし、そうは言ってもなかなか見つけられない…と言う方は、例えばTwitterのハッシュタグで、仲間を募るものもあります。
そうしたお友達を作りたい方や、フォローして欲しい方などが多く集まるタグで、ディズニーファンやオタクを始めて間もない方等が多く集まっている所を使うのも良い手段です。
相手の「おひとりさま時間」を邪魔しない
お伝えしてきたように、おひとりさまであっても、仲間を作ると色々と心強い場面もあります。
ただ、注意したいのは、「自分も相手も、基本的にはおひとりさまを好んで来ている」と言う事。
感激を分かち合う仲間がいるのはありがたいことですが、過剰に相手の趣味趣向に自分の考え方を押し付けたり、その行動を制約するような言動をする事は気をつけたいところですね。
また、そうした仲間を作りたいと言う場合は、あせらず、ゆっくり、じっくり相手のことを見極めることも大切だと思います。
その方のTwitterの普段のやりとりなどを見ながら、周りにどんな方がいるのか、どういった傾向があるのかなども考えながら仲良くなってみてくださいね。
いわゆる「出会い厨」に注意
幅広い年齢、性別の方が集まる東京ディズニーリゾート。しかし、やはり「ディズニー好き」と言うと、若い女性が多いと言う一般的な考え方があるのも事実と言えます。
そんな中、それを目当てに、いわゆる「出会い厨」として、若い女性をターゲットする人がいるのも事実です。
パークを楽しむと言うことではなく、若い女性を中心に声をかけ、仲良くなろうと考える男性がいるのも事実です。
もちろん、男女とも理想のパートナーが見つかることを希望されている方もいるかもしれませんが、注意が必要です。
そうした目的が無い場合は、いわゆる「D垢(ディズニーファン用のアカウント)では、パートナーがいる事を予めプロフィールで知らせておくことや、例えパートナーがいなくても、良い意味でそうした「匂わせ」をしておく事が防止策として効果的かもしれませんね。
…たくさんの人が集まり、様々な感じ方や捉え方で楽しむ東京ディズニーリゾート。
おひとりさまでじっくりそれらを楽しむのも良いですが、仲間や友達とその感激を共有するのも楽しいもの。
ある程度、おひとりさまに慣れてきたら、そうした「おひとりさま仲間」を作るのも、更に楽しみが広がると言えるかもしれませんね。
(画像提供:iStock.com/Andrii Medvediuk/DisobeyArt/RichLegg/anon-tae/gahsoon/SelectStock/Astarot/Czgur)
みっこ 10周年間、東京ディズニーリゾートに通う「Dヲタ」。東京ディズニーリゾートについての裏技や雑学を紹介しているブログ「TDRな生活」で、合計約4500記事、約16年間更新し続けている。ショーやパレードの鑑賞よりも、パークの細かな雑学や物語が大好物。普段は普通の社会人。WEBライターとしても活躍。TV番組への情報提供や、雑誌・週刊誌のディズニー系情報の執筆や取材同行、攻略系ブログ「TDRハック」の執筆にも参加。著書に『ディズニーに行く前に知っておくと得する66の知識』(文響社)、『ディズニーの待ち時間を劇的に減らす方法』『ディズニーがもっと楽しくなる魔法のトリビア』(KKベストセラーズ)など。