マッチングアプリ37歳ガケっぷちOLの話

【2人目】tappleで出会った 既婚者バイヤーの嫁が連絡してきた話

#マッチングアプリ37歳ガケっぷちOLの話

――「彼氏が欲しい!」それだけなんだ!――
彼氏にフラれた勢いで、7つのマッチングアプリを同時ダウンロード!自身の恋愛体験をもとに、恋愛小説家・ライターとしても活躍するくしゃ美さんが、真実の愛を手に入れる(かもしれない)までのマッチングアプリ体験記です!

tappleさん、こんにちは

前回、「Pairs」で出会ったイケメン次期社長には、結局相手にされなかった私(悲しい)
――しかし!ヘコんでる場合じゃない!37歳独身女には時間がないんだ!
1秒でも若いうちに、イイ男とマッチングを!!
ってことで、今日も元気にスワイプを繰り返す私の親指さん。

……そういえば「Pairs」「with」「Omiai」をメインで使ってたから「tapple」ってあまり開いてなかったな。
と、ふと思い立ちました。

何か若くてチャラい人が多いイメージなんだよね~「tapple」って。
まぁでもメインの3つのアプリでは、好みの人にほとんど「いいね」しちゃったし(もう「いいね」したい人がいない…)「tapple」もやってみようかな?

そう思って、久しぶりに「tapple」のアイコンをクリックすると――

「え!?」
ちょちょちょっと!何この数!?
めっちゃ「いいかも」来てるんだけど!
他のアプリの比じゃないよ?

「いいかも」が100件を超えると、もう件数は表示されないらしく「99+」となっていました。

「うっわぁ!これ捌くだけでも大変じゃ……?」
そう呟きながら、思わず顔がニヤついてしまいました。

やるじゃないか「tapple」!
他のアプリで失いつつあった私の自己肯定感を(←他アプリでは思ったより「いいね」がこなくてヘコんでた)こんなに爆上げしてくれるなんて――!

私はさっそく、来ていた「いいかも」を意気揚々と捌いていきました。

しかも、何か……他のアプリよりイケメンが多くない!?

一通り捌き終わると、今度はマッチングした人たちと怒涛のメッセージラッシュ!
さすがに1人1人に文章を打って返してられないので、定型文を自分で作り、1通目はほぼコピペで対応しました。
「メッセージありがとうございます。都内に住んでいるくしゃ美といいます。よろしくお願いします」
↑こんな感じ♪

2通目以降は、それなりに相手に合わせた文章をちゃんと打って、返信していました。
その中で、何となく波長が合って、テンポよくメッセージが続いた男性がいました。

 

 

【名前】ケンジ
【年齢】37歳
【身長】171 cm
【年収】500万~700万円
【仕事】アパレルバイヤー

顔は……ぶっちゃけ、そこまで「イケメ~ン♪」ってわけでもないんだけど。
まぁ、ヒゲの似合うオシャレ男子って感じ。

3通目で、さっそくデートのお誘いが来ました。

ケンジ「よかったら今度、飲みにでも行かない?」(←ちなみに2通目からはもうタメ口でしたよ~)

「最初から飲みは嫌だ」っていう女性もいると思うんだけど、何を隠そう私、毎日でも飲みたいくらいの酒好き女なんです!
お酒入ってた方が緊張せずに話せるしね!(ちょっとコミュ障もこじらせてるんですよね、ややこしい!)
ってことで、飲みのお誘いは大歓迎!

私「いいですね、ぜひ!」

こんな感じで、早々に初デートが決まりました。

初デート

ケンジ「あ、くしゃ美ちゃん?」
私「はい!こんばんは~。ケンジくんですか?」
ケンジ「ど~もぉ~。あ、敬語じゃなくていいよ?んじゃ、行こっか」
私「あ、うん…?」

な、何か軽いノリな人だな~。よく言えばフレンドリーなのか?

ケンジくんが予約してくれたイタリアンのお店に入り、席に案内された。(アプリで会う人との初デートはイタリアン率高め)

店員「こちら、カウンターのお席でございます」

――ん?
他のテーブル席も全然空いてるのに、あえてカウンター?
これってもしかして……予約の段階でカウンター席を希望してたってこと?

これね、アプリでのデートに手慣れている男性あるあるだと思ってるんですが。
カウンター席を予約でとってくれている人が多いんです!
テーブル席で正面に座って話すより、カウンターで横座りの方が、話しやすいですもんね。
なので、私もカウンター席は全然大歓迎!なんだけど、気を付けた方がいいのは、ヤリ目男性もよくこの「カウンター席戦法」を使ってきます!
対面より距離が近いし、腰に手を回したり、手を繋いだり、女性に接触しやすいんですよね!
女性に触れることで、何とかちょっとエロい空気にもっていこうとするわけです。
カウンター席で、ベタベタ触ってきたり、やたらと体の距離を近づけようとしてくる男性は、その後のお持ち帰り展開を狙っている人も多いので、本当に気をつけて下さいね!(私も気をつけます…)

ケンジくんに関しては……「あわよくばヤりたい」くらいの下心は感じました!笑
でも「絶対に今日お持ち帰りするぞ!」ってほど気合いを入れている感じでもなかったので、ボディタッチはなるべくスルーしながら、仕事の話や恋愛の話なんかを普通に楽しくして、その日は終わりました。

俺には嫁がいる

ケンジくんは正直、すっごい好みってわけでもないけど、すっごい嫌だったってわけでもないので、1日数通くらいのLINEをゆる~くやりとりしながら、1週間ほどが過ぎました。

次に会う日程を聞かれたので、空いている日程を返信。
向こうから連絡が返ってこなくなったので、深夜0時をまわってたし、「あ~寝たのかな」と思って、さほど気にも止めず、ダラダとラ動画を見ていた時でした。
事態を急変させる一通のLINEが届いたんです!

 

ん?嫁……
ヨメ……嫁ぇぇぇ!?!?!?

「まじかコイツ!!」

その時、ショックとか悲しいとかいう感情は正直あまりなくて。
「何やってんだコイツ?」ってちょっと笑いがこみあげてくるような気持ちですらありました。
相手が自分の大好きな人だったら、それはもうブラジルまで届くんじゃないかってレベルの奇声を上げて、立ち直れないくらいズブズブにヘコんで、きっと再起不能になっていたと思います。
下手すれば、「例え今は2番目でもいいから側にいたい…!」とか何とか、悲劇のヒロインばりに自分に酔って、自らセカンドを希望してしまう可能性もありましたが(←危ない女の思考)、何せ相手は1度ご飯に行っただけの、しかも正直それほどハマってもいない相手。
正直、「別にこれで縁が切れたっていいか」くらいに思ってたんですよね。

今読み返すとなかなか上からで性格悪いなと思いますが(すいません…)嘘をつかれていたことにはさすがにちょっとイラついていたので、キツめの口調で返信してしまいました。

ケンジくんからの返信は……

…えw 何でスタンプ連打!?
何なんだ~この人?不思議ちゃん?何がしたいんだ?

返信のしようがなかったので、そのままLINEを閉じようとしたけど

――ちょっと待って?
嫁にバレたんだとしたら、嫁から「不倫だ!」とか責められて慰謝料請求されたり、こっちにまで火の粉が降りかかる可能性もあるよね?
やましいことなんてないけど、もしそうなったら面倒だな……。

私はケンジくんからのLINEを、念のためスクショで撮っておくことにした。

「メッセージ送信取り消し」とかされたらたまらないからね!
もし嫁に何か言われても、このスクショがあれば「向こうが独身だってウソをついていたんです、私は既婚だって知らなかったんです!」ってことは説明できるでしょ!

「彼氏が欲しい」それだけなんだ! 彼氏にフラれた勢いで、マッチングアプリ7つを同時ダウンロード!自身の恋愛体験をもとに、恋愛小説家・恋愛ライターとしても活躍するくしゃ美さんが、真実の愛を手に入れる(かもしれない)までのマッチングアプリ体験記です!