健康

食が変われば世界が変わる。宇宙とつながる初めの一歩/wakarium @wakarium27

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「食が変われば世界が変わる」をモットーに活動するフードコーディネーターのwakariumさん。スピリチュアルな世界と日々の食生活をつなぎ、原材料欄から読み取れる添加物など食品の不純物が波動に与える影響について語ります。

食品添加物の影響

世の中に蔓延する社会毒

社会毒とは「昔は無かったもので人体に悪影響を与えるものの総称」です。この手の話は嫌厭されがちで「そんなこと言ってたら生きていけない」とか「それでもみんな元気じゃん」と否定的な声も聞かれるのですが、どう言おうと既にわたし達に日常にじわじわ入り込んで現在ではもう自分は関係ないという訳にはいかない状況になっている事をまず認識しなければなりません。

具体的には次のようなものが社会毒にあたります。

ざっと見ただけでもこれだけの社会毒があります。全部が身近なものです。これを全部省いて生きていくのは山に籠って生活したとしても難しいくらい世の中に蔓延しています。今日はこの社会毒のうち食品添加物について詳しく話をしていきます。

食品添加物の使用目的

食品添加物のうち、保存料やpH調整剤などの日持ち向上剤、防カビ剤は「腐敗、変質を防ぐ」目的でよく使われます。これらは100歩譲って使用の意図は分かります。
ですが「より魅力的に見せる」「製造工程の利便性」など、それ以外の目的のために使われることが非常に多いのが現状です。

とはいえ保存料や防カビ剤なども安心な訳ではありあせん。例えばよく見かける「ソルビン酸」は、亜硝酸ナトリウムと合体すると発がん性物質に変化します。

「安息香酸」は、ビタミンCと結合すると毒素の強いベンゼンに変性しますが、この組み合わせのドリンクは日常的に手に入ります。

「ナタマイシン」は、近年の使用量は減っているものの、抗菌作用が強いので普通の抗生物質が効かなくなる可能性も示唆されていて日常的に食べたくはありません。「ヒノキチオール」は、天然由来だから安全安心と思われがちですが、催奇形性の可能性があると東京都衛生研究所の報告もあります。添加物は組み合わせの安全性についての安全基準がありません。

天然添加物だから安心?

日本国内で使用できる食品添加物はどのくらいの種類があるのかというと、令和3年のリストには「指定添加物」は472品目、「既存添加物」は357品目とあります。「指定添加物」というのは、自然界にもともと無く化学的に合成されたもの、「既存添加物」は天然由来のもので昔から使われているものも含みます。この中に3000種以上の膨大な量の香料も含まれていますが数として反映されてません。

「既存添加物」は、天然由来のものだから安心そうですが、そうとは言い切れません。例えば、「アガリスク」は、制がん効果があると言われていたのに、むしろ発がん性物質だったことが分かりました。緑黄色野菜に含まれている「βカロテン」も身体に良いと人気になりましたが、それだけを取り出して摂取すると発がんリスクが高まる疑いがあるという実験結果が出ました。「アマメシバ樹木」は、台北でドリンク剤として飲まれていたのですが、これが原因で10名が亡くなっています。「アカネ色素」や「コウジ酸」は、日本で長く使われていたのにある日突然リストから外されました。今後もある日突然リストから外されることがありえるので、天然だからというだけで安全安心とはいえません。

ADI値の問題点

食品添加物には、死ぬまで毎日食べ続けても害はないとされるADI値という数値があります。ただし、このADI値も完全なものとは言い切れません。

この値は、主にラットによる動物実験だけで決められています。食品の安全性を測るには3世代は追わないとダメだと言われていますが、ラットの寿命は2年ほどなのでわずか6年ほどのデータでしかありません。薬剤のような臨床試験も行われていませんし、複合摂取の影響についても検証されていません。

不純物は、目的のものを作る過程でやむを得ず生成されてしまうものもありますが、その割合が設定されている場合と設定されていない場合もあります。不純物の質に関してもADI値から知ることはできません。

添加物に消費期限が設定されていたとしても、例えば、「明日消費期限が切れる添加物」を入れた食品の消費期限は新たに設定されるので曖昧になってしまいます。

原材料欄を読み解く

「こいくちしょうゆ」の場合

原材料欄には全ての化学物質名は書かれていません。ある程度の知識を持って読み解く必要があります。下記の「こいくちしょうゆ(混合)」を例にして、実際に読み解いていきます。

原材料名はスラッシュの前が「食品」、後が「添加物」です。

まず「アミノ酸液(国内製造)」とあります。国内製造とある場合は原料はどこかから輸入してきたもので国産ではありません。「アミノ酸液」とは、たんぱく加水分解物の液体バージョンで、化学合成をして作られたものです。発がん性が懸念されているクロロプロパノールという副生成物が発生する事がわかっています。

「脱脂加工大豆」は、油を搾ったかすです。この大豆は遺伝子組み換えである可能性が高く、また油を搾るときに「ヘキサン抽出法」という方法がとられています。ヘキサンというのは「ノルマルヘキサン」というガソリンの一種で、基本的にヘキサンは残留しないと言われていますが、実際はどうか分かりません。消費者は確かめる手段がないのです。
「小麦」は、輸入小麦であれば残留農薬が気になります。

次に添加物の欄を見ていきます。ここにも「アミノ酸」が入っています。食品の欄の「アミノ酸液」とは違うもので調味料として化学合成されたものです。「アミノ酸等」と書いてあるので、アミノ酸だけではなく、核酸や有機酸などの複合体です。何がどれくらい入っているかは分かりません。「アルコール」も原材料はおそらく遺伝子組み換えのものでしょう。

「カラメル色素」も既存の着色料で天然由来の顔をしていますが問題児です。「カラメル色素」にはⅠ~Ⅳ番まであって、Ⅲ番とⅣ番は発がん性があるイミダゾール化合物を含む場合があります。デンプンを塩素や酵素で分解したり、砂糖を作るときのかすみたいなものを足したり、いろんなことをして作りますが、不純物の設定はされていません。設定が不可能なほど色々なものが混ざっているという事です。
そして、食品として「砂糖」が入っているのに、ここにまた「甘味料」が入っています。「甘草」というと自然のものという気がしますが、添加物として表記される場合は甘草抽出物といってグリチルリチン酸が主な成分です。副腎皮質ホルモンが過剰に摂取されたような状態を引き起こすとされており、これは内分泌撹乱状態と同じで、肝機能に問題がある人は高血圧や浮腫などを引き起こすなどの症例が報告されています。健康な人には問題がなくてもそうではない人には良くないという一例でもあります。「サッカリンNa」は甘味料の問題児で、20年ぐらい前からリストから外したほうがいいとか、残してもいいとか議論されているものです。逆によく調べられているのでこちらは今は一番安全な甘味料かもしれない、と言われていますが、積極的にとる必要はありません。

「砂糖」が入っているのに「甘味料」が入っているのはそのほうが安く作れるからという企業側の理由があります。「ビタミンB1」も身体に良いから入れられているのではなく、日持ちの向上を目的に入れられています。

表示をしなくてもよい添加物

表示された添加物の一例を見ただけでこれほどの問題があるのに、表示しなくてもよい(省略できる)添加物もあります。加工途中で使用するものの、除去または中和されて食品には残らないとされる「加工助剤」、持ち越された成分が残留している「キャリーオーバー」、「栄養強化の為」という名目で使用される場合などです。

さらに、一括表示が許可されている用途の添加物が14種類あります。調味料、乳化剤、PH調整剤などです。こういった添加物は複数まとめて使わないと効果が出にくいものなので、1つだけ使われていることはあまりありません。しかし、組み合わせの影響についてはチェックがされないまま使用され一括した表示が許可されていて、例えば「乳化剤」は8種類の薬品が一括表示の許可をされていますが、さらに細分化していくとリストは長くなり、何倍もの成分が含まれていることが分かります。

添加物とGM作物

GM作物と残留農薬問題

添加物の原材料は何でしょうか。その多くは、GM作物(遺伝子組み換え作物)です。これも大きな問題です。GM作物は、農薬をばらまいても死なないように作られた作物なので、薬品をまとったまま出荷されます。残留農薬の問題となっている除草剤「ラウンドアップ」の主成分は「グリホサート」なのですが、

「グリホサート」は有機リン酸系の農薬で、神経毒性があります。生殖系に大きな影響を与えるだけでなく、食べ物を通じて母乳にも影響があるので、次世代に影響を与えていると考えられています。他にも妊娠期間の短縮化、出生異常、自閉症の相関、認知機能の低下、腎臓病、脂肪肝の増加などの報告が後を絶ちません。

このような理由から世界各国で使用禁止の流れがあるなか、日本は何をしているかというと、実は2017年に「ラウンドアップ(主成分グリホサート)」の残留基準(ppm)を緩和しています。トウモロコシは5倍、小麦は6倍、ひまわりは400倍などに緩和しました。これは収穫後散布に加え収穫前散布の開始に合わせた形となっています。普通は輸入国の国に基準を合わせるのですが、日本は輸出国であるアメリカの基準に合わせています。

原材料に使われるGM作物

日本ではGM表記をしないといけない加工食品が33品目あります。納豆や豆腐、コーンスナック菓子などに「遺伝子組み換えでない」と記載があるのであまり使われてないと思うかもしれませんが、実は加工食品の原材料の多くはGM作物です。トウモロコシは、コーン油となり外食産業や植物油脂に多用され、またコーンスターチとなってぶどう糖やアルコールの原料として使われています。飲み物だけでなく、調味料などに使用されるアルコールにも含まれます。もはや、どれくらい使われているかは計り知れません。

食べ物の選択基準を決める

自分を守るために

化学物質の安全性について多くの議論がされますが、そもそも化学物質は肉体にとっては不純物でしかありません。しかし原材料にこれだけ含まれると、取り除くのは難しいです。となると自衛をするしかありません。行政が変わるのを待つとか、誰かがなんとかしてくれるのを待つよりは、まずは自衛をすることが先決です。

食べ物は自分で選ぶことができるので、食べ物の選択基準をしっかり決めることで自衛できます。選択するためには人の言う事ではなく、自分の声にフォーカスして下さい。今までいろんな情報をお伝えしましたが、それを踏まえて自分が本当に欲しているものは何かを自分自身に聞かないといけません。「決まった時間だから」、「皆が食べているから」というだけで食べるのではなく、「今、お腹空いてる?」とその都度聞くだけでも変わると思います。

宇宙とつながる体質作り

「エイブラハムの感情の22」という考え方を、私は携帯電話の待ち受け画面にしていたぐらい活用していました。これを初めて見たときに自分の現状が低すぎる事に衝撃を受け、その時の自分が当てはまる感情からちょっとずつ上がっていけばいいのだと気づきました。私はスピリチュアルの覚醒というのを、霊的な力が開花する事だけを指しているのではなくて、多角的な視線を手に入れる事だと解釈しています。

私たちが暮らしているのは波動の世界で、全ての人に宇宙とつながっているもう一つの自分、「ハイヤーセルフ」がいます。ハイヤーは常に有効なメッセージをくれています。ふと降りてきた直感がそれで、その直感に従って行動することがハイヤーセルフからのメッセージを受け取ったというよという唯一の返事です。返事をすることで自分自身と信頼関係が結ばれていき、より高い波動の存在になれるのです。

不純物の多い食べ物は波動が低いです。波動が低い食べ物を食べたいと思うのは、自分の波動が低い時でもあります。波動は共鳴していくので、波動の低い食べ物が食べ続けていると肉体の波動が下がり精神の波動も低くネガティブになります。逆に、自分の波動が高くなると、不純物が多く波動の低い食べ物が欲しいと感じなくなりポジティブになれます。

コンビニなどでも無意識にいつも同じ物を買うのではなくて、例えば毎回「今日は何を飲む?」と自分に聞く。自分に対して丁寧に接すると自分が心を開いて仲良くすることができてきます。家にコーヒーがあるけれど、お店のコーヒーが飲みたいと直感がきたらわざわざ外に飲みに行く。贅沢をしろということではなく、自分のために時間を使ってあげることで満足でき不足感がなくなるので、依存的に人に求める事がへり、むしろしてあげたくなります。そうやって、少しずつ波動を上げていくことがポイントです。

何を食べないか

ケミカルな毒=社会毒というのは、肉体的な不調をもたらします。食べ物に含まれる不純物というのは、さらに精神的な不調も引き起こしてしまいます。

身体の中に不純物が入ってくると、それが必要なものなのかどうか身体が選別をする必要があります。人類が食べて来なかったものを選別するために、無駄に働かされ内臓や細胞が疲れてしまいます。普通に生活をしていても電光掲示板や騒音などで疲労しますが、内臓もそれと同じように疲れてしまうのです。1日3食が習慣の人が多いですが、その習慣は自分にあってるか?本当にお腹が空いているのか自分に聞いてみて、空いてないのなら食べなくてもいいという選択肢も入れるとよいです。食べない時間を作って細胞を休ませるというのも大事なのです。

新しい健康法の話になると「何を食べましょう」という話が多いですが、「何を食べないか」ということも大切です。栄養学は覚えなければいけないことも多く、案外結果が出にくいものです。誰にでも当てはまるわけではないからです。ですが、食べない物を決める場合は簡単だし誰でも結果が出やすいです。食べ物を選ぶときには、まずは原材料欄を見て、今お話しした事を思い出して頂き、時間があるときに企業理念をホームページで見たりするのもおすすめです。材料を選んで手作りがベストですが、疲れた時は自分を労るために、安心して気持ちよく食べられる外食先を確保しておくこともお勧めです。

食べる物を選ぶにあたって、自分の声をひたすら聞き続けるということが大事です。何らかの問題があるとき、外的要因ではなく自分との対話不足、愛情不足が原因の場合があります。家族であろうと親子であろうと、一番大事にしないといけないのは自分です。まずはそれが重要な内容かどうかにかかわらず、「今わたしはどうしたい?」という自問自答と直感に耳を傾けて行動する事が重要なのです。そうして直感力を鍛え、自分の体が欲している食べ物が何かを知る事ができれば、自然と心も体も健康になり、自分との信頼関係が結ばれる事で自分軸が手に入り高い波動を維持する事ができるようになります。

(画像提供:iStock.gerenme)


wakariumさんのイベント動画が視聴できます。
https://www.sanctuarybooks.jp/event_doga_shop/detail.html?id=203




wakarium / 松浦和夏

フードコーディネーター・フードスタイリストとして主にTV、CMなど撮影用の料理作成、監修、レシピ開発などを手掛ける。根っからの宇宙好きと食べ物を多く扱う経験から、食べ物に含まれる不純物と波動が深く関係している事、意識と食べ物で自分の波動は変えられる事を見出し、最終的に人類の波動をあげるべくSNSで発信中。宇宙とつながる体質作りを提案。フードコーディネート、フードスタイリングに加え、不純物が少なく波動の高い食材選びや、本当に必要な材料だけでお料理するコミュニティ「ミニマル料理倶楽部」主宰。

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