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【究極のSDGs】現代で自給自足生活は可能?都会を出て田舎で0円生活をしている夫婦に話を聞いてみた

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相次ぐ値上げラッシュ、でも賃金は上がらない。そんな厳しい状況にいるのなら「お金で買う」ではなく「自分で作る」という選択をしてみてはいかがでしょうか?
青森に移住した田村家初のエッセイ『都会を出て田舎で0円生活始めました』よりご紹介します。

テレビで話題の田村家とは?

田村家は「ノブナカなんなん?」「真相報道 バンキシャ! 」などで今話題の“自給自足家族”です。
家は廃材で建て、野菜類は畑で栽培! ガス、水道、電気の契約もなし! お金はほとんど使わない、にわかには信じられないような生活です。
かといって、文明の利器に一切たよらないわけではなく、パソコンやタブレットだって使い、朝は挽きたてのコーヒーを味わうといったハイブリッドな自給自足生活を送っています。

自分のことを自分でやる。そんな一見あたりまえなことをすることがなぜか難しくなっちゃった今の世の中。科学技術や社会システムの進歩はものすごい利便性を生み出し、人の生活はどんどん楽チンになった。
そんな一見便利な社会の中で、実はとっても大事な部分をよその人や機械、システムに丸投げしちゃいないか、逆に大して重要じゃない部分に高いコストをかけちゃいないか、お金を得るためになにかすんごい大切なものを犠牲にしちゃいないか。
間違いなく言えるのは、暮らしを変えれば、人生が変わるということ
(『都会を出て田舎で0円生活始めました』より)

「お金を稼ぐ」より「自分で作る」

商業目的でやる畑はビジネス感覚やソロバン弾きが重要になってくる。だけど、自給自足でやる畑はなんともホノボノ、ノホホンとしている。
一般的な果樹農家さんが摘果作業を1週間ぶっ続けでやってるとしても、うちの果樹園なら鼻で歌いながら半日で終わる。収量は相応だけど、家族が季節の果物をフレッシュに貪るには十分だ。
カタチや見た目が悪くてもみんなここで育ったイノチ。食べきれない分はお裾分けしたり、嫁さんが保存食にしてくれたりして、うちのニワトリも含めほぼすべてが誰かの胃袋に入る。(『都会を出て田舎で0円生活始めました』より)

原材料価格の高騰や、急速な円安などの影響から値上げラッシュが相次いでいます。
そんなとき、自分である程度のものを作れたら日々の生活をおびやかされることはありませんね。

都会とは違った自然に触れる子育て

子守を通じて様々な遊びをしてきたつもりだけど、子どもがなにに興味を示すかっていうのは本当にわからない。その日によっても全然違うし、成長の過程でいきなり「どハマり」したり、ポイっと興味を失ったりする。(中略)
そういえば子どもが2歳になる秋の頃、うちの田んぼをマジマジと眺めて「コメになってきたねぇ、もうすぐ食べられそうだねぇ」とつぶやいたのには驚いた。
社会軸で考えれば教育や処世術は重要かもしれないけど、この自給自足的、自然軸で捉えればほぼすべての摂理は自然から学べる。子供であればおそらく動物的にそれを覚えていくんだろう。(『都会を出て田舎で0円生活始めました』より

都会にいるとどうしても遊ぶ場所が限られてしまい。周りに合わせてゲームや動画などにいきがちです。そんな中、こんな風に自然の中でのびのび子育てができるのは憧れですね。

悠々自適なスローライフ…とは程遠い

チマタじゃ、こういうのを「スローライフ」とか言うけど、ぶっちゃけ、スローなんてとんでもない!
畑の管理や薪割り、日常のトラブル解決などなど…日々やることだらけ!おかげで夫婦ゲンカをするヒマもなし!「悠々自適なスローライフ」なんて言ったヤツを調べ上げてちょっと謝らせたいくらいだけど、そんな時間もなし。
「じゃあ、なんでそんな生活してんの?」と聞かれることもある。たしかに万事何事も便利になった今の世の中でわざわざこんな暮らしをしているなんて、一般的な感覚からすればかなりの変人か…もっといえば異常者かだろう(笑)
でも、当事者から言わせてもらうと、この暮らしはホントに充実している。自由気ままに「生きる」を味わえて、日々のあれやこれやを、自分の課題や喜びとしてえるのだ。もちろん、毎朝のコーヒータイムなど、リラックスできる時間もたくさんある。
(『都会を出て田舎で0円生活始めました』より)

自給自足といっても「必ずこうしなけばいけない」といった固いルールはありません。
田村家のように、スマホや電子機器など使ったハイブリッドな生活を取り入れたり、たまに家族で外食に行ったりと、自分なりの暮らしができればこれほど幸せなことはないのではないでしょうか。

今回ご紹介した『都会を出て田舎で0円生活始めました』には他にも
「自給自足ってどうやるの!?」「お金が必要なときはどうしてんのさ?」などなど、気になることがユーモアあふれるエッセイでご紹介しています。
何より魅力的なのは、「節約節約! 」とか「しんどい! 」といった息苦しさがまったくなく、毎日を、一瞬一瞬を生き生きとされている家族の様子です。
日常がハッと変わるような気づきと勇気がもらえる一冊です。

 

この記事は、”都会を出て田舎で0円生活はじめました” 田村余一、田村ゆに(著) の新刊コラムです。


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