健康

激動時代で変わる「幸せ体質」と「食のあり方」/えま@emma_art__

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より健康的になる身体の栄養

病気が教えてくれること

不思議に思いませんか? 医療技術や薬の開発が進んでいても、増え続ける一人あたりの医療費。医療技術や薬の開発が進んでいても、男女ともに増え続けるガン。

ヘルニア持ちの人で、レントゲンでも明らかに神経が傷ついているのに、今日は腰が痛むなとか、今日は調子がいいなとか体調に良し悪しがあるのはなぜでしょうか。

そもそも病気とは「あなたは道を間違っていますよ」というメッセージです。道が逸れてしまったときに、ストップをかけるためお知らせをしに来てくれています。そのお知らせが来る前に身体や心を整えていくことが大切です。

血液を浄化する

〇〇を整えるだけで体調を整えるスキルが身につく。〇〇に入るのは何でしょうか。腸も大事ですが、もう少し大きなくくりで考えると応用が利くと思います。それは、血液です。体調を整えるには、血液の浄化につきると私は考えています。

血液は細胞に栄養を運んで生命を維持する要です。血液の浄化とは、栄養のバランスをとって血液をきれいにすることです。何をあたりまえのことを言っているのだろうと思った方も多いと思います。ですが、いろんな情報に踊らされていてこの基本ができていない人が多くいます。

健康志向の変化

昔は、いろんな治療法が世界中に溢れていました。ですが、あるときをきっかけに医療が一本化されました。それによって人間の持つ本来の力を使って根本から整えていくというやり方から、一時的な対処で簡単に治す方法が広まりました。

戦後は食生活の変化もありました。皆さんも実感されていると思いますが、乳製品が増えて繊維質の消費が減り、お米が主食とも言えなくなってきました。野菜の消費量はアメリカよりも少ないそうです。

つまりいろんな要因があって、腸内菌のバランスが変化しました。食生活、政治的変化、社会の変化、健康志向の変化。これで腸内菌のバランスが乱れてしまった。

健康な腸内環境をつくるには、栄養の吸収率を上げる必要があります。そして、腐敗物のデトックス力を上げる必要があります。この2つを動かすためには血液の流れを動かすことが必須です。

血液を弱アルカリ性にする

私たちは日々、身体を酸化させています。酸素は生命維持に欠かせないものです。りんごがわかりやすいと思いますが、酸化すると黒くなってしまいます。水分がなくなって細胞が弱くなり、人間だとシミや黒ずみが出てしまっている状態です。これが私たちの身体で起きている日常のことです。お年寄りは若いころより身体の機能が弱くなっていると言いますが、まさに酸化が進んだ結果です。人間は毎日酸素を取り込んでいるので、弱ってしまうのはいたしかたのない、普通のことなのです。ただ、これを少しでも遅らせて元気でいることはできます。

では、どうすればいいのか。酸性の逆、血液を弱アルカリ性にすることが大切です。これが血管を強くして、疾患を予防したりシミ・しわの発生を遅らせることにつながります。有効なのがお酢を飲むこと。私のツイートを見てくださっている方がいると思いますが、お酢を飲むことで血小板が固まるのを抑えることができます。あとは、腸を刺激して腸の活動を活発にすることができます。私は、空腹時ではないときにりんご酢と白湯を一緒に飲んでいます。はちみつやレモンを一緒に入れたりすることもあります。

健康的な人は問題がないのですが、お酢は身体を冷やす作用が強いので、もともと冷え性な人や胃下垂の人はかえって健康を害してしまう場合があるため注意が必要です。また、健康な人でも空腹時に飲むと胃を悪くしてしまうことがあります。なので、食べものと一緒に飲むのがベストです。人間はずっと酸素を吸っているので、一日三食でも取り過ぎることはありません。

いい血液をつくる条件

人間は不思議なもので、元気なときにはいい血液が必要な分だけどんどんつくれる力がもともとあります。お酢を取り続けている状態に近いことができるのです。私たちの食事は酸性に近い食事が多いです。運動も酸素をたくさん取り込むので酸化スピードが速いです。つまり老いるスピードが速いということです。

ではいい血液をつくる条件とは何でしょうか。

まず、血液をきれいにするのは肝臓の役目です。肝臓が食生活やストレスによって使われ過ぎると、次第に弱って代謝が落ち血液が巡りにくくなり、血がドロドロになっていきます。弱ると酸性に近くなるということです。

ドロドロの血液が全身に巡ると、肌荒れやむくみにつながります。「肌は腸の裏返し」という言葉は、肝臓が弱って血をきれいにすることができないことによっています。きれいにできなかった分が最終的に肌に出てしまうのです。

肝臓の次に血液がいくのは、腎臓です。腎臓は血液や骨をつくることを担っています。肝臓から送られてきた濁った血液は腎臓の役割も鈍らせてしまいます。腎臓がうまく働かなくなると、血液を弱アルカリ性に保とうとして骨にあるカルシウムを使うことで補います。カルシウムが出すぎると、身体にとって必要なたんぱく質やカルシウムが少なくなって骨粗鬆症や痛風になったり、血液中に流れ込んだカルシウムが多くなると結晶化して固まってしまって、動脈硬化やリウマチ、ガンにつながったりすると言われています。

私たちは食べたものでつくられる

病気はバランスが崩れることによって起きます。酸性に偏りやすい血液を弱アルカリ性に保つ生活をすることが大切です。そうすると、今話題の腸内環境も整ってきます。ここで大切なのが、あくまでも食べものによってバランスをとるということです。なぜならば私たちの身体は食べものでできているからです。薬によってつくられたものはひとつもありません。食べもののバランスが崩れたときに、身体に支障がでてきます。血液がきれいな人は、菌への抵抗力がもともと備わっているということが研究でわかっています。薬も身体を酸化させます。不調を見えにくくしてくれているだけなのです。食べたものでつくられた身体は、食べもので治していくことが大事です。

心のスキルと正しい食生活のバランス

潜在意識で自分の価値を認めてもらえないうちは、顕在意識をいくら健康知識で補ったとしても同じ症状が繰り返されてしまいます。ですから、心のスキルを高める必要があります。

最初はうまくいかないのが普通です。すべてはバランスです。心だけに寄り過ぎるのもよくありません。身体と心がつながっているので、心にとって大切なことをやっていても健康にはなりません。自分が幸せを感じるからとお菓子ばかりを食べていいということではありません。

現代人は食べものが悪くて細胞が弱っている人が多いです。白い砂糖は甘くておいしい偽物です。皆を虜にさせて、病気にします。私たちは簡単に騙されやすい生き物です。腹を決めて、腰を据えて学ばなければ、真実はつかめない。右から左へ、左から右へと簡単に流されない意思を心に据えてください。それこそが心のスキルです。

私たちの身体をつくっている食べものを見直さなければ、いつまでも病気で苦しむことになります。私たちは全ての病を打ち破るだけの力が、遺伝子的に備わっています。食生活が悪すぎて、その力をきちんと使えていないのが今の状況です。同じ空間にいても病気になる人といない人がいるのは、自分の魅力を出し切れている人といない人がいるから。魅力とは心のスキルと正しい食生活があって引き出すことができるのです。血液や細胞を元気にする食事をして心と身体をきれいにすると、気持ちが晴れてさらに楽しく過ごせます。

(画像提供:iStock.com/Chinnapong)


えまさんのイベント動画が視聴できます。
https://www.sanctuarybooks.jp/event_doga_shop/detail.html?id=368



えま/人生の質を変えるヘルスアップ食のプロ

心と身体と精神の健康バランスを主軸とした、
個に合う食のサポートを得意とする。

【保有知識・資格】
・米国発WHO提唱の健康法を、唯一体系化「統合食栄養学」セルフドクター
・中国から知識を受け継ぐ「日本伝統医学(漢方)/ 薬膳」指導士
・西洋の自然療法(代替療法)「メディカルハーブ・アロマ」フィトセラピ
・南アジア(インド)由来の「スパイス」コンサルタント
・自己治癒能力を高める「現代霊気ヒーリング」奥伝ヒーラー

心と身体の健康バランスに向き合い始めた20代半ばから、
20年間苦しんだニキビを3か月で治し、通院が必要不可欠だったアレルギー性鼻炎を完治させ、科学製品に反応する敏感肌を自己免疫力を上げることで、無反応とさせた敏感体質を克服。また、慢性冷え性や19年間の生理不順を半年で克服した、美と健康の人生変革者。

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