うつ病になった僕が伝えたいこと

知らなきゃヤバイ。うつ病の恋人に疲れた人に知って欲しいことを話します

#連載エッセイ
#うつ病になった僕が伝えたいこと

うつ病の恋人の特徴3.連絡が遅くなる

これは特に男性に多いと思っています。うつ病の彼氏から連絡が来ないと悩んでいる女性の方はとても大勢いるはず。この理由がいくつかありまして。うつ病を発症したことによって、脳の機能が低下したことで。

・届いたメッセージを理解するのが大変
・読んだ内容から自分の言葉を出すの苦しい
・恋人に送る文章だから雑にできない
・相手を傷つける言葉も使いたくない

このように考えてしまうので、結果的にメッセージを送るのに膨大な時間が経過してしまったり。そもそも、連絡をすることができなかったりします。恋人がどの段階で止まっているのか、分からない点も難しいポイントです。

ただ、対策を取ることで「返信スピード」を高めることや「連絡が来る確率」をあげることは可能です。作戦としては「恋人の考える量を減らしてあげる」ということを意識してみてください。

具体的に、要点をまとめていきます。

・長文を避けて、短くコンパクトに伝える
・感情に訴えかける言葉を減らす
・Yes or No 答えられる文章にする
・体調どう?などの心配系の内容をやめる
・天気が良い日の夕方~夜くらいに送る

上記の内容でメッセージを作ると、連絡ができる確率が上昇します。

うつ病の恋人目線としては、考える量が増えてしまうと体力がなくなるので、疲労させないことを優先した内容になっています。どうしても、長文メールを送りたくなると思います。しかし、それを送信すると返信が来る可能性がグッと下がってしまうんですよね…

他にも「体調どう?」「元気になった?」なども同じ理由でして、本当のことを言っても相手をさらに心配させてしまいます。ウソをついても、自分が苦しくなります。

そして、相談の統計と自分の体感で「返信の確率が高い時間帯」は夕方~夜くらいに調子がよくなるタイミングが多いと思っています。即レスができる可能性があるので、個人差はありますが意識してみるのはオススメです。

否定をせず、長文と感情的な表現を避けて。恋人が答えやすいような会話をしてあげることができれば、自然と会話のテンポは上がっていくと思います。

うつ病の恋人の存在に悩みすぎないで

いかがでしたか?こういった内容の記事は少ないと思うので、読んでいて新鮮に感じていただけたら嬉しいです。

日本にいる「うつ病の人口」は年々増加傾向にあります。当然そうなると「恋人がうつ病だった」というケースが出てきます。

経験したことのない人に相談をしてしまい、失敗してしまった。という声を職業柄たくさん聞いています。少しの配慮で「上手くいく恋愛」が終わってしまう。そんな悲しいことは避けて欲しいと思ってるので、この記事を読み込んでいただいたり。

他にも「うつ病の人が感じる『して欲しい&嫌な対応』まとめました。」という記事も執筆しているので、コチラも合わせて読んでいただけると理解がより深まると思います。

この記事をご覧いただきまして、ありがとうございました!

(画像提供:iStock.com/OKrasyuk)



デラさん
ただの30歳。うつ病の感覚&気持ちを言語化して発信するフリーランス。Twitterフォロワー12000。ココナラにて「うつ病の恋愛相談」の販売実績170件。レビュー★5。

Twitter:https://twitter.com/dera3daze
うつ病彼氏の恋愛相談:https://coconala.com/users/513770

うつ病で20代全部詰んでたボクが回復するまでにやったこと デラさん

うつ病で20代全部詰んでたボクが回復するまでにやったこと

デラさん
定価:1,300円(税込1,430円)
詳しくはこちら
医者にもネットの情報にも救われなかったうつ病当事者のデラさんがリアルに効果があったことを1冊にまとめました。当事者だからこそ語れる「どん底から回復できた工夫」が満載でうつ病・予備軍・大切な人がうつ病の方のお役に立てる1冊になっております。
「うつ病彼氏の恋愛相談」で救われる人が続出!「うつ病の当事者」であったデラさんが今うつ病に悩む全ての人に伝えたいことを本音で語ります。