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リーダーシップをとる(発揮する)とは|行動事例や求められる能力・資質など解説

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リーダーシップをとるために求められる能力・資質

リーダーシップをとるために求められる能力や重要な資質について解説します。

リーダーとしての信念の強さ

正義感や想像力がある人や責任を持つ姿勢を見せる人は、チームメイトを導ける存在です。リーダーシップを発揮するためには、リーダー自身のもともとの能力や資質に関わらず、仕事として遂行すべき行動をとれるかどうかの強さが求められます。リーダーがブレない組織は、メンバーもしっかり機能している傾向にあります。

コミュニケーションスキル

チーム内でリーダーシップを発揮するためには、他のメンバーと共通認識を持つことが重要な要素です。メンバーと目的意識や達成感などを共有したり、意思疎通を図ったりといったコミュニケーションスキルが求められます。日常的に自分以外の人と交流を図るようにしましょう。

信頼される人であること

リーダーシップをとる環境づくりに欠かせないのが、チームメンバーからの人望です。人望は、日頃のメンバーとの関わりによって構築される信頼が土台となります。自分以外の人の意見を聴く姿勢と併せて、自分の意見を持っていることや、口先だけでなく行動で示す誠実さが信頼につながります。

緊急時の行動力、決断力

トラブルが起きるなどの緊急事態において、リーダーには迅速に動ける力や決断できる力が求められます。率いるメンバーが大きなミスをした場合には、リーダーとして責任をとる心構えも必要です。

上記で挙げたもの以外にも、次のような能力や資質もリーダーに求められます。

  • 統率力
  • 変革を恐れない度胸
  • 柔軟性
  • ボジティブ思考
  • プレゼンテーションスキル
  • 育成能力
  • 多面的な視野
  • 向上心

しかし、すべてを持ち合わせる必要はありません。自分がどのようなリーダーになれるかの把握が最も重要です。

リーダーシップを高める(学ぶ)方法

前述のとおり、リーダーシップは先天的な能力ではなく、誰でも身につけられるものであり、努力によって高められる力であると理解しましょう。

研修やセミナー、自己分析で学ぶ

リーダーシップを高めることを考えたら、職場においてはリーダーシップ研修やセミナーへの参加、個人においては、自己分析をしてみましょう。自身の現状と優れたリーダーの共通点や違いを比較・分析して学ぶのも大切です。

書籍から学ぶ方法もおすすめ

リーダーシップの発揮には、総合的なビジネススキルを伸ばす必要があります。ビジネスに活かせる多様な知識は、書籍からも得られます。書籍は先人たちの知恵を学ぶのに有効なツールです。物事に対する視野の広がりや、自身に不足しているものへの気付き、リーダーに必要な心構えなどを読書によって得られるヒントも大いにあるでしょう。

まとめ

リーダーシップをとることは、役職に関わらず、多くの人に求められる、かつ努力で高めることができるスキルです。リーダーシップを高めるための学びの方法として、書籍は手軽に始められるのでおすすめです。

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