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「貯金していれば安心」が大間違いなワケ

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老後2000万円問題や不安定な収入…
なんだかよく分からないけど、漠然と不安を抱えている人は多いハズ。
どうしたらお金の不安を抱えずに済むのか?
新刊『貯金すらまともにできていませんが この先ずっとお金に困らない方法を教えてください!』よりご紹介します。

「貯金していれば安心」はもう過去の話

2019年に金融庁が出した報告書で「老後2000万円問題」という言葉が出てきてから、漠然と老後の不安を抱いている人は沢山いるかと思います。
お金を減らさない方法の1番はズバリ「増やすこと」です。
しかし、今以上に働くのは時間的にも肉体的にも限界がありますし、そのせいで人生を楽しむ時間がなければ何の意味もありません。現代でお金を増やす方法は「投資」が重要なカギとなってきます。

「貯金は安全」はバブル世代が生み出したもの

私たちの親世代は銀行にお金を預けておくことが将来の為の貯蓄として主流でしたが、実はそれにはちゃんとした理由があります。
当時は金利が6%だったので、銀行に100万円を貯金していたら1年で106万円になっていました。
つまり12年間預けているだけで100万円が200万、元金の倍になる計算です。
何もしなくても、お金を預けるだけでお金が増えていた時代なのです。
しかし今では銀行の金利は0.001%程度なので、元金を2倍にするのには7万年以上かかります。
また預けているお金を下ろすのに都度手数料がかかるので、実質銀行というサービスにお金を払っているということになります。

お金の価値は下がる

貯金しかしていないことが問題なのは、この先々ほぼ確実に物価が高くなる(インフレ)が起こるからです。今100円で買えているものが10年後には150円出さないと買えないかもしれません。
そうなると貯金の金額が変わらなくても物の値段が上がることによって、お金の価値はどんどん下がっていきます。
インフレが起こらなければいいのでは?と思うかもしれませんが、世界各国の政府はインフレ率2%を目指しています。言い換えれば、毎年2%のお金の価値を減らすのを目標としているので、この先もインフレになる可能が非常に高いです。

新型コロナの影響で各国がお金を刷っている

更に今は新型コロナの影響で、特別定額給付金や持続化給付金ために各国政府がお金を刷っています。
コロナ収束後はお金が余り、更にお金の価値が下がる可能性が予想されます。


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投資が怖いは大きな間違い!

それでも投資が怖いというイメージが払拭されないのは用語が難しい、詐欺まがいなものが多いことが原因にありますが何より「株価が下がったら今あるお金が減るかもしれない」というところかと思います。もちろん株に絶対はありません。
しかし、前述で申し上げた通り貯金ではお金が増えることはありませんし、ある程度把握すればほぼ負けない投資というのも確実に存在します。

国民全員、既に投資をしている!?

実は私たちの年金は既に国が投資で運用しています。
高齢化社会では現役世代が払う年金が足りなくなるため、年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)が国民から預かった年金を積立投資で運用しています。実際にここ20年で約95兆円の利益を出しており、GPIFで増えたお金はまだ手をつけていません。
この金額を国が貯金をしていたら95兆円は生まれなかったものであり国民にとって大事な年金を国が投資しているということは「投資は危険度が低い」と言っているようなものです。

投資の金利は平均5%

先程お伝えした通り、貯金の金利は0.001%程度ですが一般的な株式投資の平均利回りは5%~7%といわれています。
これは5%で運用できたら、14.4年で元金が2倍になる計算です。
「老後のために貯金」は「老後のために投資」という考えをしていくのが一般的になるかと思います。

投資初心者はとにかく「投資信託」を選べ!

貯金と投資の二刀流が賢いお金の守り方

ここまで投資の重要性をお伝えしましたが、だからといって生活費全て投資に回すのは何かあったときのリスクが大きいです。
王道は生活費の6ヶ月~1年分を貯めてから投資を始めるのがベストです。

投資をするなら「iDeco」か「つみたてNISA」

耳にしたことがある方も多いと思いますが、投資初心者には「iDeCo」か「つみたてNISA」をおすすめします。
こちらも本書に詳しく書いてありますが、どちらも投資には変わりありません。しかしこの2つは国が用意した制度だけあって比較的安全で節税効果が高く、投資初心者はどちらかから始めると良いでしょう。

はじめのうちはどの株を購入すればいいのか分からないと思いますが、そんなときは「投資信託」をおすすめします。投資信託とはイメージは「株式詰め合わせパック」。プロが選んだ株式のパックがあり、投資する先が色々な株式に分散されるので、たとえその中で1社が倒産しても他の会社がカバーできるのが魅力です。
リスクが低いので比較的安全ですが、その分大きなリターンは期待薄です。


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「お金の不安を減らす一番の近道は、お金について学ぶこと」そう語る大河内氏の新刊『貯金すらまともにできていませんが この先ずっとお金に困らない方法を教えてください!』では、難しい用語や数字が多くて挫折しがちな投資の話も、まるでコントのような2人のやり取りでお金の本なのに、笑って楽しく学べるマンガになりました。
読み終わるころには、きっと投資や将来のお金への不安がなくなっているはずです。

この記事は、”貯金すらまともにできていませんが この先ずっとお金に困らない方法を教えてください!” 税理士・大河内薫 / 漫画家・若林杏樹 の新刊コラムです。


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