高校野球に見る「二刀流・大谷翔平」大リーグへの冒険の旅・クエスト!

今年も夏の全国野球大会が熱戦の幕を閉じました。甲子園といえば思い出すのが、ピッチャーで4番バッターの「二刀流」で一躍有名になった大谷翔平選手です。メジャーリーグでも大活躍の原動力になったのは「努力の習慣化」でした。その「習慣化」の極意とは?

【目次】

1・甲子園に現れた超高校級球児、大谷翔平!大谷翔平を支える一流の「習慣化」とは?
2・東北の震災、肉離れによる故障。それでも結果を出した「努力と習慣化」
3・夢は叶う!メジャーリーグへの夢を実現した大谷選手の「マンダラチャート」の秘訣!
4・まじめな努力が最後には成功するカギ!習慣化の極意とは?
5・超ド級の習慣化を身に付け、人生の冒険活劇(クエスト)に出よう!

甲子園に現れた超高校級球児、大谷翔平!大谷翔平を支える一流の「習慣化」とは?

2018年「第100回全国高等学校野球選手権記念大会」が8月21日、熱戦の幕を閉じました。

高校野球といえば思い出すのが、花巻東高校でピッチャーでありながら4番バッターで「二刀流」で一躍有名になった大谷翔平選手です。
その後メジャーリーグでも二刀流で活躍するなど、メジャーリーグ史上を見てもベーブ・ルースなど数人しかいない大活躍をしています。

そんな日本人としてアメリカの大リーグでも二刀流で活躍するという前人未到の大活躍をしている大谷選手ですが、そこに至るまでは大ケガでの試合欠場や東北の震災などの不調もありました。

その苦難を乗り越えて結果を出したのが努力と行動の「習慣化」です!
その成功の秘訣が高校生の頃に付けていたという大谷選手の有名な「目標達成用紙:マンダラチャート」などでの習慣化や努力の方法でした。
ではその「習慣化」の極意とは?

東北の震災、肉離れによる故障。それでも結果を出した「努力と習慣化」

今でこそ高校野球での投手と4番バッターで大活躍して「二刀流」の名前が日本全国に知れ渡り、その後の日本のプロ野球選手でも「二刀流」として大活躍して、遂にはメジャーリーグの本場でも、やはり投手とバッターの「二刀流」で大活躍すると前人未到の大活躍をしています。

そんな大谷翔平選手ですが、苦しみや葛藤に襲われる時期もありました。
高校野球時代には「日本人最速の163km/hを記録する」を目標に頑張り、遂に高校2年春には最速151km/hを記録。「みちのくのダルビッシュ」と呼ばれるまでになりました。

ですがそんな好調の大谷選手を不幸が襲います。
高校2年生の2011年3月11日に「東日本大震災」が起きました。
同じ東北に高校の寮があり停電程度で済んでも、同じ部員の中には家族が震災の犠牲になった部員もいました。

また続く夏の大会に向けた7月2日の練習試合中に大谷選手は「肉離れ」を起こしてしまいます。
そして2年生の高校野球大会初戦の帝京高校戦では骨端線損傷を起こしました
でもその状態でも登板して高校2年生最速タイ記録(当時)となる150km/hを記録するという快挙を起こします。

そこには「被災した岩手の人たちの為にも負けられない!」との他者への為に頑張るという強い想いが力を出させたと言います。
その後の3年生で臨んだ準決勝では遂にアマチュア野球史上初となる最速160km/hを記録しました。

ではなぜここまで前人未到の結果が出せたのでしょうか?
その理由のひとつは大谷選手の「努力と習慣化」の方法と言える「目標達成チャート(マンダラチャート)」を使った目標設定の方法と習慣化の方法にあると考えられています。

夢は叶う!メジャーリーグへの夢を実現した大谷選手の「マンダラチャート」の秘訣!

大谷選手が夢を叶えるという目標設定を実現する為に使ったのが「目標達成シート」通称「マンダラシート」と呼ばれている表です。
大谷選手は高校1年生のときに「8球団からドラフト1位で指名される」という目標を立てました。
その為に作った目標達成シート、マンダラチャートが上の表になります。

何故このマンダラチャートを使うと目標が達成出来るのでしょうか?
それは、このマンダラチャートが、目標に対する行動の項目を可視化する事にあります。
その為には大きく分けて3つの要素に項目分けして、更に詳細に目標を具体化して行きます。

1・達成したい目標
・何が課題なのか具体的にする

2・目標達成のための要素
・どうやって克服するか練習方法を考える

3・要素を取り込むための行動
・努力して継続する
・試合で試してみる
・分析する
・練習方法の見直し

大谷選手の具体的なマンダラチャートの使用例を説明すると、
この「マンダラチャート」は以下の手順で作成します

9 × 9の計81マスの中心に一番達成したい目標を書きます
・まずは中心に一番達成したい目標を書く:「8球団からドラフト1位に指名」
・次に中心の目標を達成するために必要な基礎思考を8つ書きます。
具体例:体づくり、コントロール、キレ、メンタル、人間性、運、変化球、スピード160km/h
・更にそれらの8個の書きだした項目を中心にまた9つのマスの中心に置いて、その中心に置いた目標を達成する要素を書き出して行きます。

これによりただ夢を叶えたいと漠然と思っていた願いが、それを実現する為に必要な項目が「可視化」されます。

マンダラチャートのダウンロード先
https://mtame.jp/white_paper/mandala_chart/
出典:心の知恵袋 https://mtame.jp/column/Ohtani_Shohei

まじめな努力が最後には成功するカギ!習慣化の極意とは?

目標達成の為の可視化のツールとして「マンダラチャート」を使うのはとても有効な手段ですが、あくまで一番大事なのはツールなどではなく、やはりそれを毎日実行した大谷翔平選手の実行力が大事だと参考になります。

人間には「やる気」に関して「やる気」が出てからやると思いこみがちですが、実際には脳科学的には先に行動する事による作業性興奮の状態になって、初めて脳の編座核と呼ばれる部分が刺激されてやっと遅れて「やる気」が出てくると言われています。

次にやる気が出てもその日1日限りのやる気と努力では、大きな成果物を残す事が出来ないので、やはり「継続的な努力」を続ける必要があり、多くの人はここで3日と続かずいわゆる「3日坊主」と言われる状態になり、努力を放棄してしまいます。

でも例え連続記録で3日で中断しても、仮に数日明けてまた再開すれば行動は続きます。
それを数回やったり休んだりを続けていても、確実に初回よりは作業の内容も手順も慣れてくるので、やる事自体に苦痛を感じる精神的な中断の原因は取り除かれてきます。

更に作業内容も熟練してくるので、当然成果物も完成度も高まり、そこで初めてその作業をやる事自体が楽しくなってきます。

その段階まで来れば、気が付いた時には自ずと「習慣化」が達成されています。

何をやって良いか分からない、どういう風にやれば良いか分からないなどのノウハウの部分で苦しんでいるケースも多いのではないでしょうか?その場合には単純にまずはノウハウの部分を専門書で調べる、もしくはインターネットで検索して調べる、友人知人に詳しい人に教わるなどが解決策になります。

また目標や夢を「紙に書き出す」という些細な習慣をあなどってはいけません。
紙に書きだす事により頭の中だけで悩んでいた事が可視化されるので、客観視して冷静に悩みの正体を分析できます。

自分の心にある恐怖や不安と闘うのではなく、客観的な事実を可視化して冷静に判断する事が、習慣化の極意と言えるでしょう。

超ド級の習慣化を身に付け、人生の冒険活劇(クエスト)に出よう!

ではその「行動の習慣化」をどうすればやれるのでしょうか?
その詳しい方法論が満載の本が「QUEST/結果を勝ち取る力」です!
著者である池田貴明氏は、リーダーシップ、行動心理学の研究者です。

「行動の習慣化」として本書内で紹介されているエピソードがあります

本書のCHAPTER6:「クエストを見直す」に掲載されている「やる事カタログ」を見直す」の章には、具体的に習慣化のノウハウとして、デイリーレビュー(1日1回の見直し)として、予定と現状を洗い出すノウハウが記載されています。

カレンダーに記載した今日のやるべき事を確認して、更に1週間前と1週間先の予定も確認します。
これによって一見どれも大切なやるべき事だと思う予定にも優先順位の重みを付けて、冷静にタスクの順位付けの可視化が出来ます。
これにより多忙なビジネスマンでも次から次へと仕事を片付けて行くことが出来ます。

是非この著書に書かれた具体的なノウハウを駆使して、人生における仕事や家庭や友人との付き合いなど多忙を極める人生の荒波を乗り越える冒険の旅に出ましょう!

(文 川島修三)

(画像提供:iStock.com/Tomwang112/gustavofrazao/FOTOKITA/Choreograph)

この記事は、”QUEST 結果を勝ち取る力”池田貴将(著)の新刊コラムです。


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