ワールドカップ決勝Tに見る勇者日本代表と魔王との冒険活劇(クエスト)!

2018ワールドカップの決勝Tに見事進出したサッカー日本代表。その決勝Tで惜敗したベルギー戦は、ドラクエで例えるならば日本が「レベル1の勇者」なら「魔王級」との戦いでした。この決勝Tまでたどり着いたエース香川真司の「習慣化」の極意とは?

【目次】
1・ワールドカップ決勝トーナメントはミラクル連発!善戦のカギは「習慣化」?
2・苦痛の入団テスト落ち、「疲れていても習慣化」の実践
3・努力の鬼・香川選手率いる勇者日本は世界の魔王たちにどう勝つか?
4・小さな事からコツコツと!習慣化の極意とは?
5・さあ!行動力を身に付け、いざ冒険の旅へ!

ワールドカップ決勝トーナメントはミラクル連発!善戦のカギは「習慣化」?

出典:http://www.afpbb.com/articles/-/3018808

 

「2018 FIFAワールドカップ ロシア」の決勝トーナメントに見事進出したサッカー日本代表。
試合はベルギーチームに惜しくも2-3で敗れましたが、FIFAランキング3位という世界の競合相手に、大いに慌てさせ、本気にさせて追い詰めた素晴らしい試合でした。

ドラクエで図解したら日本が「レベル1の勇者」ならベルギーチームは「魔王ゾーマ」のようなものでした。
そんな本来なら「ムリゲー」と言ってもいい試合のカードで、ここまでの善戦が展開するとはゲームシナリオライターが堀井雄二さんだったとしても、予想のできない試合展開だったでしょう。
ではどうやってここまで日本は戦って善戦することが出来たのでしょうか?

そのカギを握るのが日本代表のエースナンバー10番を背負うMFの香川真司選手。
今ではドイツの名門ドルトムントでも活躍する香川選手にとって、このワールドカップにまで至る道は苦難の連続でした。

その苦難を乗り越えて結果を出したのが努力と行動の「習慣化」です!
その「習慣化」の極意とは?

苦痛の入団テスト落ち、「疲れていても習慣化」の実践

出典:https://www.soccer-king.jp/news/japan/national/20170829/635634.html

 

今でこそイギリスの名門クラブ:マンチェスター・ユナイテッドや、現在はドイツの名門クラブ・ドルトムントで活躍する香川真司選手ですが、少年時代には大きな挫折も経験しています。
小学1年生からサッカーを始めた香川選手は、中学1年生の頃に地元神戸市のJリーグチーム「ヴィッセル神戸」のユースチームの入団テストに落ちてしまいます。

その後、仙台市に引越しして「FCみやぎバルセロナ」でプレーする道を選びましたが、土のグランドで整備も整っていない環境は、決して恵まれている状況とは言えませんでした。
のちのインタビューで「たとえ整っていない環境でもやれる事を一つ一つ積み重ねて行くことが、上を目指すために必要な事だった」と語っています。
この思考が「習慣化」されるに伴い、「雑草魂」とも言える人間性が出来上がってきたと言えるでしょう。

他にもこのような事例があります。所属していたイングランドのサッカーチーム「マンチェスター・ユナイテッド」でのインタビューで「英語のレッスンは順調ですか?」という問いに対し、「これまであまり勉強してこなかったので、今は勉強を習慣にしようとしています
今は週に2、3回レッスンを受けていて、疲れていても先生を呼んで、習慣化しようしています」と返答しています。香川選手にとって語学の習得も「習慣化」の一環なのです。

出典:

今回のワールドカップ・グループリーグ第3戦で戦ったポーランドのMFヤクブ・ブワシュチコフスキ選手も、香川選手について「シンジは日本の高いレベルの中心にいる。ドルトムント時代には彼と一緒のピッチでプレーできたのは、大きな喜びだよ」と絶賛しています。
日本国内でも今回のワールドカップでの香川選手への評価は「日本のトップ下は香川しかいない」と不動のエースとしての実力と評価を得るまでに成長しました。

努力の鬼・香川選手率いる勇者日本は世界の魔王にどう勝つか?

そんな努力の鬼とも言える香川選手ですが、決勝トーナメントでの日本のランキングは圧倒的に低いです。日本が「レベル1の勇者、しかも装備は竹やり」なら対戦チームは全てフル装備の「魔王」レベルです。

そんなレベル1の勇者が魔王に太刀打ちできるかの勝負のカギはこれまでに培った「習慣化」が大きなカギを握っています。
皆さんはサッカーにおいての「習慣化」というと、毎日の過酷なトレーニングのみがサッカーでの習慣化とお思いでしょう。ですが、実はサッカーで重要な「習慣化」とは、トレーニングのみならず、「考える事」の習慣化こそが試合での結果を左右します

日々のトレーニングによって技術を磨いても、実際の試合では相手チームの選手の動きによって、日々の技術が通用しない事も多くあります。
勝負を左右するのが試合のピッチでも臨機応変に柔軟に対応するという「思考力の差」であり、それには毎日考えるクセを付ける事が重要となります。

「習慣化」として身に付けるには、週に2~3回練習するだけでは意味がありません。
ではどうすれば「習慣化」できるかは、「毎日」「少しの時間」を続けるのがコツになります。
毎日続けるとそれがルーティンになり、やる事が分かっているから、精神的な苦痛がなくなるので、結果毎日続けられる。その状態を「習慣化」と呼びます

小さな事からコツコツと!習慣化の極意とは?

出典:https://prnavi.net/management-mind-aesops-fairy-tale/

 

小さな事からコツコツと!日常でよく聞く言葉ですが、まさにこれこそが「習慣化の極意」と言えるでしょう!
小さな努力という名のレンガを毎日一つ一つ積み重ねて、ついには大きな努力の壁を作る様に「習慣化のレンガ職人」になれば、やがて大きな自分の夢も叶います。
すぐには大きな目標が達成出来なくても、毎日の小さな積み重ねが自分に大きな成功をもたらす事でしょう。小さなレンガを積み上げた勇者は、気づけばレベル30になっていることでしょう。

そうは言っても中々実際に行動出来ないのも人間です。重要なのは目的をどこにおいているかです。有名なイソップ童話で、3人のレンガ職人の話があります。それぞれの職人に「お前は何の為にレンガを積んでいるのか?」と尋ねると、一人は「ただレンガを積んでいる」と答え目的の無い労働をしていて、またある一人は「生活の為の仕事です」と自分の欲求の為にレンガを積み、3人目の職人は「大聖堂を作る為です」社会貢献や世の中に貢献する為にレンガを積んでいると答えます。

それぞれ何を目的に仕事をしているのかを答えていますが、誰が一番良い仕事をして、結果として周りの人々にも感謝されるかは明白ですね。

やっている事は同じ、たった一つのレンガを積むだけなのに、結果が変わってしまう。出発点となる「モチベーションの違い」「何の為にそれをやるか?」を明確にしているかで違いが生まれるのです
正しいモチベーションを維持することで、毎日の練習も容易になり、本人も気づかないウチに「習慣化」していることが理想です。

さあ!行動力を身に付け、いざ冒険の旅へ!

ではその「行動の習慣化」をどうすればやれるのでしょうか?
その詳しい方法論が満載の本が「QUEST/結果を勝ち取る力」です!
著者である池田貴明氏は、リーダーシップ、行動心理学の研究者です。

「行動の習慣化」として本書内で紹介されているエピソードがあります。
それはサハラマラソン参加者へのアンケートです。サハラマラソンに10回出場したある人は、約230キロの道のりで、どうやって走りに集中できたか?と聞くと、「15分間走ること」しか考えていなかったそうです。
15分間走って、水を飲む。15分間走って、水を飲む。ただそれだけを繰り返したそうです。
その際に重要なのは行動の時間単位を「15分間単位」で区切ること。

また「疲れたら休憩」ではなく「疲れる前に休憩」するのがポイントになります。
その際休憩の5分間は、思考を止めるのもポイントになります。

もし行動できない原因が、具体的なやり方が分からないから出来ないのなら、どうすれば良いのでしょうか?
その答えはこの本に書かれているメソッドをそのままやるだけで、すぐに行動出来る人間に変われます

ぜひその行動力を身に付けて、「レベル1の勇者」から「真の勇者」に変わりましょう。
そして人生の課題という大きな魔王を倒すクエスト・冒険の旅に出ましょう!

(文 川島修三)

(画像提供:iStock.com/Imgorthand)

この記事は、”QUEST 結果を勝ち取る力”池田貴将(著)の新刊コラムです。


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