ドッグカウンセラーに写真から伝わる犬の気持ちを教えてもらいました!

ドッグライフカウンセラーの三浦健太さんは、犬の写真からその犬がどんな気持ちでいるのかを読み取ることができる不思議な感覚をお持ちです。「飼い犬の気持ちを知りたい!」という方からの写真を募集し、三浦健太さんにリーディングをしていただきました。


わがまま的な『頑固』ではなくしいて言えば学者的な『頑固』

【W様 三浦健太さんによるリーディング結果】

はっきりとは分かりませんが、相当『頑固』そうです。ただ、わがまま的な『頑固』ではなくしいて言えば学者的な『頑固』です。

たとえ飼い主さんに何を言われようとも自分が納得しなければむやみに趣味や行動を変えようとはしない気迫を感じます。もちろん飼い主さんが嫌いとか、勝手に生きたい訳では無く飼い主さんも今の環境も気には入っているようで
その辺のストレスは感じられません。
ただ、なにか困った行動があり、直してもらいたいと思った時にむやみに叱っても反発するだけで改善しようとは思わない可能性を感じます。
もちろん訳も無く褒めたり、あやしたりしても効果はありません。
プライドのある『頑固』ですから、オヤツ程度では納得はしません。
なにかこの子に伝えようとか、直して欲しいことがあれば「どうして止めて欲しいか」を延々と話し、ほめもせず、叱りもせず、根気で打ち勝つしかないかもしれません。

(W様のご感想)

リーディング結果、ビックリするほどうちのトトそのものでした。
床をカリカリ引っ掻く行動をなかなかやめてくれなくて困ってます。
叱るとムキになったように続けるのはプライドの高さからなんですね。
根気よく話してみます。
現在心臓疾患のため薬を飲み続けているので、今の生活にストレスがないという結果で安心しました。ありがとうございました。
著書も楽しく拝読しています。

確かな愛情に満たされている犬はさほど愛情を欲しがらない

【O様 三浦健太さんによるリーディング結果】

とても可愛い2頭のチワワちゃんですね。2頭とも飼えなくなった飼い主さんから引き取ったのですが?茶色の方の子は そうかな?と納得ですが白い子の方はそんな感じがしませんでした。ただ茶色の子の気持ちにつられているような・・・。なので茶色の子についての感想を書きます。

まず飼い主さんに対してとても甘えたがっているような表情に見えます。
それはそれで可愛いのですが、実は、確かな愛情に満たされている犬はさほど愛情を欲しがらないのです。小さい頃からあるのが当たり前だからかもしれません。と、言うことは今の写真の表情を見ると必死にあなたに愛されたいと願っているということです。あなたの懐が大好きで、今の住まいや環境も大好きなのでしょう。

これからは「愛されているみたい・・・」という心から「絶対に愛されている」と、疑いのない確信に変えてあげたいですね。
そのためには、飼い主さんの接し方の中にある愛犬に対しての『気遣い』や『遠慮』をなくした方がいいかもしれません。愛犬が悲しむかも・・・とか、心が離れてしまうかも・・・と考えている人は、愛犬に対しても普通に粗末にはつきあえません。そして、そのことを犬も知ってしまうのです。
今後、なにかあっても捨てたりしない、他の人に渡さない、どんな悪癖をはじめようが嫌いにはならないと確信している飼い主さんは自分の犬に気遣いをしません。見た目には普通に、やや雑につきあいます。揺るぎない確信を持っているからです。

(O様のご感想)

こんにちは、三浦様ありがとうございます!
2匹とも同じ御宅から引き取りました。2匹は正確が全く逆で最初どう接したら良いのか?戸惑いました。確かに茶色い方は私達の様子を伺いながら行動している様に感じます。甘え方も凄いので少し心配しておりました。不安なんですね。私達も途中から引き取ったという事でどこか遠慮しながら接していたかもしれません。とにかく安心できる環境を作ってあげたいと思います。2匹が安心して不安なく暮らせる接し方をして行きたいと思いました!

飼い主さんに『私だけ』との欲望が不満の原因

【S様 三浦健太さんによるリーディング結果】

幸せそうな落ち着いた表情ですが少しだけの不満を感じます。
飼い主さんが大好きで、他の2頭の犬も好きです。
ただ、もっと飼い主さんに『私だけ』との欲望が不満の原因のような気がします。他の犬と合わなければ喧嘩になりますし、わがままな子であれば、グイグイ近寄ってきます。喧嘩もしないし、強引さも出さないのがハルちゃんのいいところなのでしょう。

他の犬の前では 強引に飼い主さんを独り占めにできそうもないので時には時間を見て、ハルちゃんだけを連れて散歩や外に出て1対1で抱き上げたり、撫でてあげたり、声をかけてあけではどうでしょう。
1日に数分や、2日おきであってもハルちゃんの満足度は増すように思えますが・・・。チャレンジしながら、ハルちゃんの表情を見比べてみてください。
少し明るく自信に満ちた顔つきになってくれれば最高ですね。

(S様のご感想)

おっしゃるとおりだなぁと思いました。
三浦さん、本当にすごいなあ・・・。
本当にわんこたちの心が分かる方なんだと思います。
いつも、わんこたち揃ってお散歩していましたが、以前、麻布十番で、わたしとふたりだけで住んでいたころのように、先住犬のハルちゃん、ひとりだけ連れて、あのころみたいに二人時間でおでかけもしてみたいと思います!!

愛犬に対して理想の姿を描いていたりしていなかったでしょうか?

【K様 三浦健太さんによるリーディング結果】

表情のUPが無いので、わかりづらいのですが、抱かれている時、走っている時、あまり楽しそうではないように見えます。

例えばの話ですが、Kさんは愛犬に対して理想の姿を描いていたりしていなかったでしょうか?犬はこうあるべきとか、スポーツドッグにしたいとか、オスワリやマテ、コイやツケは出来るようになるのが当たり前とか。私の勝手な想像ですが、あれやこれや、しつけや教育、スポーツや歩き方などを教えることに賢明になり家族として守ること、愛すること、理解すること、見つめることなどに関する時間が少なかったのではないでしょうか?

Kさん、または家族の方かもしれませんがアジリティなどを教える時に人間的な指導をしたりしていないでしょうか?

Kさんが『飛べ』と指示し、飛ぼうとしてバーを落とし失敗した時、人の世界では残念がられ、評価されませんが、犬は飛べた、飛べなかったの結果はともかく飼い主さんの言葉を聞き、飛ぼうとした事は賞されるべきなのです。犬の表情が楽しさ以上に、成功を求めて必死なのです。飼い主さんの指示を聞く喜びよりも、褒めてもらうためには飛ばなくてはならないのです。

元々の性格が良い子なので飼い主さんに褒められたくて、褒められたくて、しょうがないのです。楽しさ以上に、褒められることに必死になっていないでしょうか?よく吠える原因もそこにあるかもしれません。
外の音が怖いのではなく、もっともっと飼い主さんに自分を見て欲しいのではないでしょうか?

(K様のご感想)

この度はコメントをいただき、ありがとうございました。
コメントを読みなが ら、涙が止まりませんでした。

アジリティを始めた経緯ですが・・・小さな頃から身近に犬がいる生活で、吠えなどで困ったことはほぼありませんでした。
この仔を迎え、初めてここまでの「吠え」に悩むことになりトレーニングなどにも行ったのですが、なかなかうまくいかず・・・そんな時にポストに「吠え」に対する、苦情の手紙が入っていました。かなり厳しい事が延々と書かれてあったのですが無記名の為、近所というだけでどこの誰かもわからず、お詫びに行くことも出来ませんでした。周囲を気にして、人気の無い所までビクビクしながら散歩する毎日でした。

トレーニングをしていく中で、「この仔のエネルギーは凄いので向いているかもしれない」と、勧められたのがアジリティでした。
毎日コツコツ、地道にトレーニングしなければすぐに元に戻るという言葉に
練習、練習と必死でした。私はただお散歩の時、近所の方や犬とお散歩している方と立ち話したりこの仔と穏やかに、楽しく色々な所をお散歩したい、出掛けてみたい、それが願いだったはずなんです。この仔は褒めてほしくて必死だったんですね。この言葉に、涙がとまりませんでした。今回はたくさんの事に気づかせていただき、ありがとうございました。

犬は死ぬまでずっと飼い主のことが好き


サンクチュアリ出版から2017年10月7日に発売した書籍「犬が伝えたかったこと」は、熟練ドッグカウンセラーの三浦健太さんが贈る、実話を元にした20の心温まる犬のお話です。

犬は、一度心を許した飼い主のことを、死ぬまでずっと好きでいるといいます。犬はどんなときも、いつまでも“ワンパターンな日常”のくり返し。でもだからこそ、私たちは犬から多くのことを学びます。

読むと、心から犬のことが愛おしくなって、生きる勇気が涌いてくる書籍です。

 

(画像提供:iStock.com/Charles Mann/Germanovich/miodrag ignjatovic)

この記事は、”犬が伝えたかったこと” 三浦健太(著)の新刊コラムです。


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やさしい涙を流した後に、 幸せな気持ちがあふれる。