女性の家事時間は20年間横ばい? “知的に手抜き”で時短家事を楽しもう!

「たたんでいない洗濯物で、リビングが占領されている」「掃除したばかりのキッチンが、もう汚れている」掃除、片付け・収納、洗濯と、今日も何かと時間を取られる家事。それ、実はやらなくてもいい“ムダ家事”だらけかも?


「自己流の家事」はムダだらけ?

そういえば、ふだん何気なく行っている家事のやり方とは、いつ身についたものだろうか。台所の使い方に、掃除、洗濯の仕方、モノの収納方法。たまにテレビや雑誌で見聞きしたノウハウを取り入れてはいるものの、大半は「いつものやり方」に落ち着いてはいないだろうか。

総務省の調査によると、女性が1日に行う家事の平均時間は1日で2時間24分。便利な家電はたくさん登場しているはずなのに、この20年間で女性の1日の家事時間は、たった10分ちょっとしか減っていないそう。

これでは人生に多くの「ムダ家事」を抱えているのかもしれないと気づかせてくれるのが、『ムダ家事が消える生活』(本間朝子/サンクチュアリ出版)だ。

知的家事プロデューサーの肩書を持つ著者も、実はもともと大の家事嫌い。仕事に疲れて帰宅した後に、バタバタと苦手な家事をこなす生活にうんざりし、時間とムダな労力を徹底して省く家事メソッドを追求するように。いまでは家事に苦手意識を抱える人たちから、絶大な支持を得ている。

本書では頑張らなくてもラクとキレイが続く115のコツを、「片付け」「掃除」「洗濯」「台所」「データ、書類整理」の5つのカテゴリーに分類して、1ページに1つずつ紹介。大きな文字でさっと読むこともできるけど、うっかり読み飛ばしてはもったいないエッセンスも、これでもかと濃縮。家事をするたびに、何度でも手に取りたくなる。

「フロアワイパーのシートは、5枚づけするとラク」
「週に1回、40度のお湯を排水管に一気に流し込めば掃除の手間が減る」
「背の高い棚の上に、紙を敷いておくとホコリ掃除いらず」
「お米を炊くときには、炊飯器にジャガイモとたまごをそれぞれアルミホイルに丸ごと包んで放り込んでおくと、ポテトサラダが簡単にできる」

など、すぐに試したくなるメソッドの数々。事前にメソッドを試した128人のうち、90%以上の人が「家事が減った」「イライラが減った」と実効性の高さはお墨付きだ。

「浴室のカビ対策に、冷たいシャワーをかけるのは逆効果」(正解は熱いシャワー)
「部屋干しは、窓際でなく部屋の中央で干す」

など、人によっては、ふだんのやり方では正しくないケースを見つけることもあるかもしれない。

「こどものおもちゃは、レジャーシートの上で遊ばせて、シートごとまるごと片付ける」など、発想がゴーカイでくすっと笑ってしまいたくなるメソッドも。“家事とはこうあらねば”という呪縛にとらわれる人々の心を、楽しく解き放ってくれる。

面倒な家事は、日常生活の中にするりと潜り込ませてしまったり、ほんのちょっとだけ先回りして一手間をかけたりすることで、かけた時間の何倍、何十倍もの時間が節約できる。

家事が面倒だと感じる人や日常生活にとにかく時間がないと感じる人、これから一人暮らしを始める人には、とくにお勧めしたい本。家事を行う機会がある人なら、男女問わず一度ぜひ手に取って見てほしい。日常の家事を自分流のライフスタイルに沿って、再構築するのが、きっと楽しくなるはず。

(文 玉寄麻衣)

(画像提供:iStock.com/PRImageFactory/didesign021/djedzura)

この記事は、”ムダ家事が消える生活” 本間朝子(著)の新刊コラムです。


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