一流のアスリートも実践している!今すぐできるメンタルトレーニング/笠原彰

笠原彰

自信がない、すぐクヨクヨする、緊張しない方法が知りたい…
ネガティブになってしまうのを性格だからと諦めていませんか?
実はメンタルは性格の問題ではなくて技術です。
このコラムでは、「負の感情に振り回されない3つのコツ」をご紹介します。

1. 時間を決めてとことん落ち込む

仕事で失敗をしてしまったときや、思うように物事が進まない時、「ああ、もうだめだ…」と落ち込むときってありますよね。そんなときは、中途半端に落ち込むのではなく、とことん落ち込みましょう。声に出したり、ジェスチャーであらわしてもOK。とにかく徹底的に葛藤するのです。ただし、ポイントは「落ち込む時間を決めておく」こと
これはトップアスリートもよく使う技です。たとえばテニス選手はサーブでミスをしたら、意図的に大声を出して自分へのダメ出しを表現し、次へ切り替えています。彼らはミスをしたときどうするか、あらかじめ戦略を立てているのです。
人生において、一生落ちこまないなんて、無理な話。私たちもイヤなことがあったら、「10秒だけがっくり肩を落とす」、「この曲の間はクッションにパンチする」など、落ち込むときのルールを決めておいて、しっかり落ち込みましょう。早く次へ切り替えることができます。

 

2. 自信があるフリをする

「どうせ自分なんて…」と自分に自信をもてずにクヨクヨと悩んでいませんか? 実は自信がつく簡単な方法があります。
まず、「自信がない人」はどんな人が想像してみましょう。下を向いている、猫背、声が小さい、表情が暗い……などでしょうか。そこで、この「自信がない人」と逆のことをしてみればいいのです。
視線は常に前、笑顔で堂々と歩く、声は大きめ……など、「自信のある人」がやっていそうなことを、その人になりきったつもりでやってみましょう。すると周囲から「仕事、調子がいいの?」「少し変わったね?」とポジティブな反応を受け、結果的に自分自身もポジティブな行動ができるようになるはずです。
「自信をもたなきゃ!」と焦るよりも、まずは自信がある人のように行動してみることが、実は最大の近道。自信はあとからしっかりついてきます。

 

3. 緊張はゼロにするのではなく、5%減を目指す

大事なプレゼンなど、ここ一番の大勝負の時、「緊張しすぎて、思ったような結果が出せない…」という人は多いのではないでしょうか。
緊張は体の自己防衛本能なので、ゼロにするのはほぼ不可能。そこで最大の緊張レベルを100%とするなら、5%だけ減らすことを考えてみましょう
たとえば、1回深呼吸をして、軽くストレッチをすると、緊張度が95%になったとします。これで十分と考えるのです。減らす量は人によって、10%でも20%でもいいのですが、ポイントは「いきなりゼロにしようとしないこと」
よく、自分を落ち着かせようと何度も深呼吸する人がいますが、自分の注意がどんどん内側へ向いてしまうので、実はネガティブ思考を引き起こしやすく逆効果。また、良いパフォーマンスのためには、ある程度の緊張は必要不可欠です。深呼吸を数回して、自分の緊張レベルを確認したら、あとは何もしなくて大丈夫です

 

どうでしたか?
どんな人にでも、ネガティブな感情はあります。
決してあなたがだけがメンタルが弱いからとか、ネガティブな性格だからと諦めないでください。
大事なのは、ネガティブな感情に出くわした時、どうやってその感情をコントロールするか。ぜひこれをきっかけに、イヤな気持ちを片付けてしまいましょう。

(画像提供:iStock.com/FredFroese)

気持ちの片づけ術 笠原彰(著)

気持ちの片づけ術

笠原彰(著)
1,100円+税
詳しくはこちら

 

大手生命保険会社など一般企業で続々採用! アスリートが実践するメソッドをビジネスマン向けに 変換した世界最先端のメンタルマネジメント! どんな感情も科学的に鎮められる!
世界最先端のメンタルマネジメントスキル30

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です