褒めるでも叱るでもない、究極の人材育成術
◎1日目→ゴールを見せる
◎2日目→感動を体験させる
◎3日目→行動を見守る
3日で自立した“人"と“チーム"をつくる40のコツ
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いつ、何度行っても
心からのおもてなしで
迎え入れてくれるディズニーキャストたち。
笑っているゲストと一緒に笑い、
泣いているゲストのもとに走っていく彼らの心は、
いつもゲストのそばに。
しかし彼らは、
特別な人々から選ばれたというわけではないことを、
ご存じでしょうか。
そんな彼らが、いかにして素晴らしい
キャストになっていくのか。
実はたった3日の研修で、
彼らは夢の国の表舞台にデビューしています。
その秘密をちょっとだけ覗いてみませんか。 (プロローグより抜粋)
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◎コンテンツ例
・《OJT》メンバーが担うべき、本来の「役割」を伝える
→会議室で1時間説明するより、お客様の喜ぶ姿を15分見せる。
・《伝える》「これをやろう」から「これだけはやめよう」へ
→「ゴール」と「NG」だけを伝えて、あとは行動を見守ろう。
・《励ます》武勇伝より失敗談が、心に届く
→ミスしたメンバーを守り、心を軽くする。
・《サポートする》チーム全体のストレスマネジメントを行う
→リーダーが率先して早く帰り、休日を満喫しよう。
・《モチベーション》メンバー一人ひとりにマイクを向けてみる
→普段からメンバーの声を聞き流さない。意見に基づき職場を改善。
・《リーダーシップ》「独裁者」にはならず、奉仕型リーダーを目指す
→メンバーが主役、リーダーは脇役。傾聴と共感の姿勢を忘れない。
・《チームワーク》感動をシェアすることで、チームが育つ
→いい行動をした人はすぐ褒め、24時間以内にシェア。
■編集者からのコメント
企業のリーダーやお店の店長たちに、取材をさせてもらう中で、
ひとつのある法則に気がつきました。
それは、優秀なリーダーこそ、メンバーを「操る」「動かす」のではなく、
メンバーに「輝いてほしい」「仕事を楽しんでほしい」と、
本気で考えているということです。
ディズニーの育て方もまさに、キャストにいきいきと働いてもらうことが最優先。
それは、特別ではなく、どの職場でもすぐに実践できることです。
ちょっとしたコツを押えるだけで、メンバーが「ディズニーのキャスト」に変わり、みんながいきいきと働き、チームの成果を上げることができます。
そうしてチームが輝けば、そのハピネスを受け取ったお客様は必ずまた、あなたに会いに来てくれるでしょう。
あなたと、そのメンバーに、ディズニーのハピネスが届きますように!